No.13831 生活保護を受けている重複障害の父親を介護する場合の経済的問題。

質問(相談内容)
■ Q :
現在、私の父親は68歳で糖尿病から腎不全になり人工透析を受けています。当然、父は働くことが出来ませんので生活保護も受けています。最近は症状が悪化してきているのか、年から来る物忘れなのか?認知症なのか?記憶障害もみられ、普通に歩くことも困難になりつつあり、手の震えも出てきて箸を使った食事も困難になりつつあります。他にも心臓肝臓にも問題を抱えています。既に介護認定は降りているのですが症状の悪化に伴い認定が降りているクラスの介護では賄われないと考え、それに少しでも長生きはして貰いたいけど正直そんなに長生きは出来ないであろうと思い、それならば最後を迎える日まで私個人が最後まで介護しようと思っているのですが、私が介護の為に仕事を辞めなくてはいけない場合、収入が無くなり生活が出来なくなると思います。この場合、私個人が市の福祉課に出向き私個人の生活保護申請を行うべきなのでしょうか?

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
まずは役所に介護認定の見直しの申し立てをしてみてください。また、身体障害の認定はされるかどうかを病院にも聞いてみてはいかがでしょう。介護度が上がり、身体障害者の認定もされれば、今よりも色々なサービスが受けられます。仕事も辞めて介護にどっぷり浸かってしまうと、経済的なことはもちろんのこと、心身ともにしんどくなってしまうと思います。ひろふみさんのお父様を思う優しいお気持ちはわかりますが、ひろふみさんご自身の生活の基盤をしっかりしていたほうが、お二人にとって良い状況を保てると思います。

◆Q :
昨日、透析でしたのでクリニックの先生に体調が凄く悪いのでチェックして下さいとお願いしていたのですが、やはり医者の目から見てもおかしいので緊急検査入院となりました。まだ詳しい検査の途中ですが医者の所見は前から持っていた肝障害肝硬変に進行した恐れが一番高いとの事です。他にも父は透析者ですから血液中に毒素や水が入り込んでる可能性の否定できないとも言われています。詳しくは検査しない分かりませんので検査待ちです。
そうですね、確かに生活の基盤を持って生活をするのと、しないとでは身心とのもに違ってきますね。今まで、父に大した事をしてあげることができなかったので市役所、ケアマネと相談して父に対してベストの方向性を模索して行きます。身体障害者は3級で認められています(身体障害者手帳より確認)ので、ご教授の様にGW明けにでも一度市役所の方に相談に行ってきます。さくらんぼさん、重ね重ね有難う御座いました。話を聞いて頂いただけで少し楽になった気がします。

◆A2 :
私も父・母で、合計20年程度世話をしてきました。特に最後の10年間は大変でした。でも、その時に何度と世話をする為に、病院の近くに勤められればと考え、退職しようかと思いましたよ。父や母にしてみれば、よく見舞いにきてくれたほうがいいと思います。知り合いの人と病院で会えば、その度にもう少しこれないのと言われます。その度に今の会社やめようかと何度も思いました。でもそれも一時的なものです。何はともあれ、冷たいことを言うようですが、これから先ずっと世話を出来るわけではありませんよ。ですから、いる間についてはいろいろな補助や制度を利用してお世話をすればいいと思います。それよりも大切なのは、お勤めはこれからの時代、簡単にはやめてはいけません。そうすることで、まずは貴方自身の生活と、介護によるストレスをためないで下さい。私は一時、父が多額の借金を私が返済するのと、父の病院代など年金では対応出来ないために、毎月20万円程度負担してました。一時は、金銭的な問題から、私自ら命をたとうと思ったことが何度とありました。でも、妻や子供には、何もそのような苦い思い出をつくってはいけないと思い、なんとかなりました。というより、お金が底をついた時に最後は父があの世にいきました。というようなわけで 私は介護の部分だけでなく、金銭的な問題からも大変でした。ひろふみさんへ、最後にあなた自身を大切にして下さい。介護疲れでひろふみさんが病気になることだめですよ。

◆A3:
身体障害者の等級は3級とのことですが、腎臓を悪くして人工透析をうけるていると、申請さえすれば身体障害者手帳「1級」に絶対してもらえるはずです。「1級」にしてもらえば月々の生活保護費に障害者加算がつきます、ご確認を!私も、あなたと殆ど同じ状況でしたが・・・先月、父は他界しました。どうか御無理なさらずに後悔のないようにしてください!

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