成年後見制度

認知症知的障害精神障害などの判断能力の不十分な人のために後見人を選任して、保護、支援する制度のことです。“成年後見”とは、未成年後見(両親の死亡後、親権者に代わって、後見人が未成年者を保護すること)に対して使われる言葉です。その目的は、不動産や預貯金などの財産管理、遺産分割の協議、介護などのサービスや施設への入所に関する契約を支援したり、悪徳商法の被害から守ることにあります。成年後見制度には、裁判所の手続で後見人を選任する『法定後見制度』と、当事者間の契約によって後見人を選ぶ『任意後見制度』があります。法定後見制度は、判断能力が既に失われたか、不十分な状態であるため、自分で後見人等を選ぶことが困難になった場合に利用するものです。一方、任意後見制度は、まだ判断能力が正常であるか、衰える程度が軽く、自分で後見人を選ぶ能力を持っている場合に利用します。

この内容の不備な点を報告する

入力したことばの どれかを含む 全てを含む
「介護110番事典」の利用規約に準じてご利用下さい。
 詳しく検索するには
たくさんのワードを入力し検索する場合には?
複数のワードを入力する場合には、ワードとワードの間にスペース(全角ではなく半角です)を入れてください。
検索方法「どれかを含む」「全てを含む」の違いは?
  • 「どれかを含む」
    入力ワード全てが含まれていることばも、入力ワードそれぞれが含まれることばも合わせて検索されます。
    (幅広く検索したい場合にお使い下さい)
  • 「全てを含む」
    入力ワード全てが含まれることばのみを検索させます。
    (検索結果を限定したい場合にお使い下さい)
    検索結果は“ことば”の50音の順番に表示されます。

内容での疑問や不明な点、誤字などございましたらお手数ですが介護110番宛にメールでお知らせ頂けますようお願いします。