No.2385 Re: 老後について
義母は「多発性脳梗塞」によりパーキンソンや認知症がでました。
義母は70代前半まで「日本画」「写真」「木彫」など、美術や工芸のお稽古に通い、能面も「名」をいただけるほどの腕前でした。
三脚をかついで撮影ツアーに参加し、気に入った個展などを見ると先生の教室を探し遠路にかかわらず通う、という人でした。
また、頻繁に病院にも通っていました。でも、受診は数ヶ月に一度で「薬だけもらう」というような生活だったようで、私達子供世代が気が付いて受診に付き添った時は「薬が足りていない」といわれました。
また、ケガなどの際に脳のCTをとりましたが「年相応」と言われ、安心してしまいました。脳外科での受診では「結果は教えてくれるけど、その先のことについては何も言ってくれない」とあとで知りました。
「もしかしたら、今後こういう状態になる可能性もある」って言ってくれていたらなぁ。。。と思いました。
私や夫は「子供時代、高齢者と暮らす生活」を送っていないので「どういう状態が健康(加齢によるもの)の範囲で、どういう状態が病気を疑うのか全く知らなかった」という状態で、後悔ばかりが先立つ感じでした。
お子様は30代とのこと。
もう、資金援助する年代でもないので「いないもの(頼れないもの)」と考え、ご夫婦で自立していくことを考えたほうがいいかもしれません。
私の兄は40代で独身で別居しています。両親にとって兄は「いるもの」ですが、今後親の介護に係わっていくであろう私にとっては「いないもの」です。居ると思うと頼りたくなってしまう。でも実際には頼れないからジレンマやストレスが生じます。コレを極力減らすために「兄は居ない」と自分に刷り込んでいます。
私はまだ40代前半で子供も中学生ですので、老後を現実的に考えては居ませんが、近所のフィットネスなどは「杖をついた老人」のかたも多いです。最初は驚きましたが、「水中歩行」などしているそうです。
現在、重度の介護を必要とする義母ですが、現在入院中で特養に戻れるか、戻れなければ療養型病院に入る(転院を繰り返す)もしくは、最後の選択として「在宅介護の再開」になります。現在の義母を見ていると「もっと、リハビリをやればよかった」「特養に入ったのが原因なのか?もっと遅らせればよかったのか?」といろんなことが頭に浮かんできます。
「年寄りはね、1週間も食べなかったら死ぬんだから。わたしがそんな状態になったら、そうしてちょうだい。でも、アンタには過酷なお願いだからおとうさんに頼んでおくからね」と言っていたのに、義父が先に逝ってしまったために、私達が選択をせまられ「絶対いやだ」といっていた「胃ろう」にしてしまった。。。
悩めるおばちゃんさん、お子様のことはもう干渉せず。ご自身の健康と将来の「介護期」ができるだけ短くてすむように「健康管理(こまめな検診と運動など)」とどういう状態まで在宅で暮らすのか(私の両親もケアホームなど進めても鼻にもひっかけてくれませんが)一度ご夫婦ではなしあってみてはいかがでしょうか。「最後までこの家に居る」と判断されたのなら、それなりにどうすればその希望が叶うのかということも考えてみてはいかがでしょうか
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