介護倒れ
介護者が介護の疲れから病気になることです。在宅介護では高齢者の介護をする者が高齢の伴侶や子どもであったり(老老介護)、主婦であったりすることが多いものです。介護は休みのとれない労働であり、疲れがたまりがちです(介護疲れ)。こうした状態が深刻化すると介護する側が心身に不調をきたして病気になることがあります。介護倒れを防ぐためには、デイサービスセンターで入浴、食事、機能訓練などを受けることができる老人デイサービス(通所介護サービス)、短期的に施設に預かってもらう老人短期入所(ショートステイ)サービスの利用が有効です。これらは老人福祉法に定められた施設で、短期入所先には特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、介護老人保健施設、医療機関などがあります。