No.13879 療養型ではなく一般病院に転院は可能?

質問(相談内容)
■ Q :
前立腺がん転移性脊椎腫瘍で父が入院しています。退院し在宅にもどる予定でしたが、肺炎になり長引いています。入院が3ヶ月を超えてしまい、療養型への転院を勧められています。療養だとがん治療の投薬と注射はあきらめなければならず、できれば一般病院肺炎が治ったら、在宅にもどりたのです。一般から一般病床への転院は不可能なのでしょうか?療養型へ転院してそのままそちらでがんが進行し亡くなってしまうのかと思うと悲しくてなりません。父は現在、痰の吸引が必要で、施設や老人ホームへの短期入所は不可能です。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
怒鳴り上げたいような話ですね。病院を!なるべく最期まで天寿を全うさせて上げたいという意志をお持ちなら、強く、病院に抗議してみてはいかがでしょう?入院中に肺炎に罹ったのでしょうから、せめて、肺炎が治るまでは入院させて欲しいと強く訴えても良い事例だと思います。大変失礼ですが、私には「療養型に死にに行って下さい」と、言われているように聞こえます。それとも、これが今の医療の現状なのでしょうか?肺炎の原因を問いただしたり、肺炎を起こしている中で転院させることのデメリットの可能性を聞いたり・・・。療養型でガン治療ができないことで、どのくらい延命率が低くなるのかなども納得するまで聞いて下さい。それをいちいちメモしたりして、相手(病院)にも弱みがあることは知ってますよ。という態度で、毅然としてくださいね。それと、交渉事には、スーツを着た男性を連れていくと良いです。ホントに、病院とかお役所とかは女をハナっからバカにしてますからね。私は、ガン患者が肺炎を起こしてるのに、3ヶ月過ぎたから、転院させるなんて考えられません。厚生労働省なり、自治体の医療行政担当部署なりに相談するのもひとつの手かもしれません。その答を、病院に投げかけてみたりすると、少しは状況が変わるかもしれません。それと、病院とかって、議員さんとかには滅法弱かったりするので、お知り合いなどがいたら、すがってみても、誰も文句言わないってば・・・。こっちは命が罹ってるんですから、お父様にとって、何がいちばんなのかをきちんと見極めてあげてくださいね。病院の都合で、患者の死期が早まるなんて、有って良い話じゃありません。頑張って下さい。

◆Q :
現在いる病院では泌尿器と整形の先生に診て頂いていますが、泌尿器の先生はいつも親身に相談に乗ってくださり、今回のことでも転院時に療養型では扱っていただけない3ヶ月効果が持続する注射を打ってくださる。また投薬も6週間分出せるから、その間に肺炎がよくなると良いねと言ってくださり、もし転院先で前立腺がんが悪くなったらまた私の方で診ますからねと言ってくださり、安心していました。しかし今、主治医は整形の先生になっており、その旨お伝えすると、肺炎が良くなるとは限らないと言われたり、一般の病院への紹介を嫌がるのです。積極的な治療ができない病院より、一般の方が良い治療が受けられると思いお願いしているのですが…。自分でも療養型の病院に何件も電話で確認して、急変時は一般病床に移れるのか確認しましたが、もちろんですよと言ってくださる病院さんはどこも満床なのです。父の寿命をこれ以上短くしないためには、あとは先生同士の話し合いで一般に転院するしかないように思います。アドバイス通り、今日夕方主人と先生の話合う時間を作っていただきました。少しでも良い方向に向かうのを期待しています。本当にベランダさまのお返事には励まされました。

◆A2 :
私の父も、最初は大腿骨骨折で手術して、3ヶ月経過する前に退院後はどうしますかといわれました。さすがに、入院中は肺炎などおこしませんでしたが、手術して足にはボルトがはいりましたが、歩ける状態にはならずというより、医者からはもう二度と歩くことは不可能でしょうといわれました。
そこで、家に戻っても車椅子の生活だけでもと思い、リハビリの出来る療養型の病院に行ける様に、病院内の医療相談室にて話にのって頂きました。その時は、妻と私でいきました。でもスーツなどは着ていきませんでしたよ。そして紹介をうける時にも、療養型で車椅子の状態になった場合は退院できるし、また違う病気が発生した場合には一般病院へも転院できることも確認しました。それは、転院先の療養型の病院でも同じことを説明をうけました。それと、医療機関の方と話すときは必ずメモをとりましょう。メモをとることで、相手も意識していいますから。そのようなわけで療養型にいきました。ところが、入院して3ヶ月で、今度は肝臓癌の末期であることがわかりました。その時は、一般への転院して手術もいわれましたが、84歳の高齢であることから、もうこれ以上痛いことはしないようにしたいことから、転院せずに、また自宅での在宅ケアもしないで、療養型にお世話になりました。私は、必ず療養型の病院だから駄目ときめつけずに、よく話したほうがいいと思いますよ。これから、在宅にしても一般にてすごすにしても、必ず、家族にはいろいろとお金にしかり精神面でも負担がかかりますよ。その為にも、私は家族ストレスをためないようにしていくことが、なによりではないでしょうか。あせらずに病院内の医療相談(医療ソーシャルワーカー)の方とよく相談されてみてはどうですか。 

◆Q :
今お世話になっている病院の相談室の方と主治医の先生の説明がかなり不安になるお話ばかりで、それならば自分で色々と調べたり、直に病院さんに連絡してみようと思いました。何件も電話させて頂きましたが、どちらの病院の相談員さんも親身になってくださり、ご自分の病院が満床でも色々とアドバイスくださりました。泌尿器の先生に相談したことで泌尿器的には心配がなくなったこともあり
療養型に転院することも不安が消えてきました。クマさんのアドバイスにもありましたが、先生とのお話も毎日の病院での変化等、毎日メモをとっています。時々、食い違いや言った言わないが出てきていますので、メモ効果は絶大です。またご指摘の様に費用のことでも心配はあります。父の場合MRSAが出ているので療養型では個室対応になり月額は60万以上になるようです。まだ肺炎になる前に今後在宅になった時にショートステイデイサービスを利用する際にも支障をきたすので菌をたたいて欲しいとお願いしましたが正常な菌まで殺してしまうかもしれないからと薬を使っていただけませんでした。どうやって入院費を捻出するのかも頭の痛いところです。いまひとつ病院側の動きが良くないのが心配しているところではありますが、大切な義父のことですので、最良の選択ができればと思います。ありがとうございました。

◆A2 :
ところで、医療費ですが、義父の方は身障者の認定等はありますか。歩くことが不自由、または体のどこかに障害があれば認定をうけられます。そうすることで医療費は削減できますよ。ただ部屋代は 無理かもしれません。身障者の認定は、一度お近くの福祉課に御相談してから病院に相談しなさい。病院に最初に相談すると、そのような程度では身障者ではないよと言われて、やみくもになりますよ。その点、役所にそういわれたからと言って病院に言うと、病院は何もいえませんよ。それと、どんなに頑張ってもきりがありませんから、ある程度はどこかで息抜きも必要だよ。そうしないと、これからどれだけ続くかが分かりませんから、あなたの体を大切にしないと。たまには、ひとりで外泊するとか、ご主人と外で食事するなどして、息抜きをして下さい。

◆Q :
ホントに親身になってくださり、ありがとうございます。泌尿器病棟の婦長さんから身障者の手続きをしてもらいなさい。と助言を頂き、整形の先生にお願いして、先日役所に書類を提出してきました。認定が降りるまでに1月半くらいかかるそうですが、要介護2がいただける予定です。身障者の認定があると医療費の軽減ができるとは知りませんでした。情報いただき感謝です。そして他人の私に暖かいコメントを頂き、本当にありがとうございます。たくさんの私の支えになってくださっている方々に感謝しつつ、時には手を抜きながら頑張って父のお世話をしていきたと思います。

◆A1 :
あなたとご主人お気持ちが少し、前向きになられたようで良かったです。私の場合、自分で良かったなと思うのは、ひとりで抱え込まなかったことです。もちろん、日々の介護は淡々とこなさなければならないし、他の家族が外で働いているので、あまり愚痴もこぼさないように気をつけてます。けれど、母の病状をそれとなく、きちんと伝え、介護する私と、介護される母がどんな風にやっているかは知ってもらうように努めてます。愚痴にならないよう、暗い相談にならないよう、なるべく明るい風に話題を持っていって・・・と、すごく気を使ってますが、やっぱり知って貰わないと・・・。うまく、言えないけど今回、ご主人にご出馬願ったように、上手に人を使いながら、頑張って下さいね。

◆Q :
今日、主人と先生のところにお話をしに行ってきました。やっぱり、私一人にお話される時よりもかなり言葉を選んでお話されていました。結果的には、療養型しか選択肢がない。在宅はもう無理だ。一般への紹介はできない。の一点張りでしたが、私が市内の療養型の病院に一軒一軒連絡を取った内容をお話し、個室対応だと月額60万はかかること。急変時も対応してくださる病院はどこも満床であることをお伝えしました。一つの病院だけ望みがあることをお伝えすると、書類を揃えてくださるとのこと。うまく話が進むことを期待しています。今まで、忙しい主人にはあまり相談しないできましたが、やっぱり大事な時は主人の力も必要だと実感。そして、おっしゃる通り、家族みんなが現状を把握することも大事ですね。A1さん、在宅介護で大変だと思いますが、どうぞご自分のお体も気をつけてくださいね。ホントにホントに相談に乗ってくださり有難うございました。

◆Q :
心配してくださった皆さまへ5月6日に父が永眠いたしました。普通に私とお話してて、冷たいお水を一杯飲んで「おいしい」と言ってしばらく話をしていて、急に心臓が止まりました。先生方の懸命の蘇生で一度息を吹き返しましたが、丸一日頑張って安らかに息を引き取りました。親身に相談にのってくださった方、応援してくださった方、病院の先生方・婦長さん・スタッフの皆様、福祉課の皆さん、ケアマネさん、訪問看護婦さん、心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。

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