No.12209 嚥下障害の母に胃ろうができなかったら?

質問(相談内容)
■ Q :
パーキンソンの母は、1ヶ月の点滴生活で、通常の食事の摂取は難しそうとの事で胃ろうの検討をはじめました。ただ、母は胃潰瘍の手術をしており、胃が小さいので胃ろうの手術は難しいかもということでした。まず胃ろうが可能かの検査をしたうえ、OKであれば手術を行うが、通常より難しくなるので危険が伴うこと、又、胃ろうがだめな場合は、点滴のみでの治療も考えなくてはいけないとの事でした。胃潰瘍の手術後の胃ろう手術の経験者はいらっしゃいますでしょうか。また、胃ろうがだめだった場合ですが、やはり点滴のみにたよる以外ないのでしょうか?一応医師は、セカンドオピニオンで、他にあたってみてもよいと思うとは言ってくれました。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
うちの父は胃がんで胃を摘出してるので、将来口からの栄養摂取が難しくなったら「腸ろう」になると思うのですが。。腸ろうに関するお話はでてきないのですか?確かに点滴でも栄養は摂れるのでしょうが・・・。良い策があればいいですね。

◆A2 :
胃ろうが出来なかったら 鼻からのチューブで栄養を入れるようです。毎回チューブが胃に入っているか確認してからの注入となるために大変なようです。それをとるために胃ろうにしました。ぎりぎりだと言っていましたが無事出来ました。しかし食べることを忘れてしまった母は、リハビリで何とかなるものと思っていましたが、パーキンソンで食べれなくなってしまったのかも知れないと看護師から聞きました。医者はなんにもはなさないですよね。私はいろいろと聞きます。看護師の友達からも情報を得ることもたびたびあります。私の母は点滴する血管がなくて、大変でした。点滴では栄養は補えないともきいたことがあります。

◆Q :
ありがとうございます。検査が待ち遠しいです。胃ろうができるといいなと思っています。入院前、頑張って食べてた母を思うと、今でも絶対食べられると信じられます。

◆A3 :
医療関係者です。経鼻からの栄養はカテーテルトラブルが起きやすいので長期は無理だと思います。胃切除を行っている場合、胃婁(いろう)は胃の変形やの癒着などで穿孔(裂けたり穴が開いたり)のリスクが高まるので積極的に勧めないのでは?婁も同様の理由でリスクは高くなると思います。手技的に面倒ですが、首から食道へカテーテルを入れて栄養剤を入れる頚婁(けいろう)もあります。点滴は長期を考えるのであれば、埋め込み式ポート(シリコンのボタンのような物を身体の中に埋め込みそこから点滴をする)を増設すれば点滴しないときは普通に生活できます。ただ、どの方法でも手術には変わりはありませんので、ある程度の苦痛は伴います。お母様に一番よい方法を色々考えたほうが良いと思いますのでセカンドオピニオンは良いと思いますよ。

◆Q :
まだ検査の結果待ちですが、希望をもっていたいと思います。医師とも相談して、一番良い方法を考えたいと思います。

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