No.61272 Re: 私はやめました。

まず、暴言などが起きたのが病気の進行なのか、薬の副作用なのかは誰にも分らないと思います。でも薬をやめたことで、それらの症状が収まったのならばやめたほうが私はいいと思います。

うちの母は今86歳ですが、もう認知症の薬は飲んでいません。4年前からリバスタッチパッチを貼っていましたが、4.5→9.0→13.5→18.0と増量するたびに暴言が増えたので、13.5に減量してもらいました。それでも収まらないのでパッチを2/3に切って貼り、少し収まった感じがしたので、先生にそのことを言い、9.0にさらに減量してもらいました。また、その後1年くらいして認知症も少し進行したため先生がメマリーをやってみましょうといったのですが、もっとひどい暴言が始まったため、1週間でとりやめました。

そして昨年からもうリバスタッチパッチも貼っていません。持病もないため、今は何も薬は飲んでいない状態です。認知症の薬は進行を止める薬ではなく、ゆるやかに進行するようになるというだけで、治るわけではありません。それが効果よりも暴言などが増えるようでは本末転倒です。
メマリーを１週間服用した時は、短期記憶がとても改善されたのですが、暴言や妄想がとてもひどかったです。私は穏やかに生活をできれば記憶が多少悪くてもいいです。それにゆるやかに進行しても最後は同じところに到達するのだから、あまり意味のない薬のような気がします。特に80以上の高齢者には飲む必要性があるのだろうかと疑問を呈している先生もいらっしゃいます。

薬の効果をどのように考えるかは人それぞれです。でも私は薬の注意書きに「やめると一気に進む場合がある。だからやめるな」みたいな感じで脅し文句のように書いてあるのを見てずっと疑問に思っていました。
母は現在要介護３で、私を娘と認識するのは1/10くらいです。暴言や妄想も週に2日くらい集中的にあります。それでも薬はやめてよかったと思っています。認知症の薬を使うとすれば、介護者が楽になる場合だけだと思います。副作用で介護が大変になるなら使わない方がましです。

あくまで、私の場合ですが。ご参考までに。
とにかく一番わかっているのはそばで看ている介護者です。薬を飲んだ場合の変化を日記などにつけておくといいですよ。

この内容はあなたにとって【参考】になりましたか？はい  掲示内容について通報する

発言一覧