No.24634 母がアリセプトを飲み始めてから、うつ・食欲不振の副作用が。

質問(相談内容)
■ Q :
母が軽度のアルツハイマーと診断され、たくさんの薬をもらいました。その中に、「アリセプト」という薬があります。その薬のせいかわかりませんが、母にこんな症状がでたんです。日によって「うつ」が激しかったり、食事・水分を取ることもしなかったり、トイレもいかないんです。トイレについては、おむつをしているのですが、していることもわからないみたいなんです。これは、薬のせいなんでしょうか?どうすればいいでしょか?

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
私からは 処方した医師に相談することをお勧めします。 十分な説明を受けてください、医師の機嫌を伺ってまたは、医師の話が難しいとか、簡単なことを聞いては失礼だとか思い、聞くべき事を聞けない方がいますが、医師と話をすることほど大切なことはありません。医師には説明する義務もありますが、相談や質問を繰り返し、共通の認識を持つことが患者または家族としては必要なことです。どこかで聞きかじった情報を医師にぶつけるようなことがあれば、この人はある程度わかっているから、それなりに話をしようと思うし、その上でやはりど素人だとわかれば、それなら始めから知ったふりをするなといい感情は持たないものです。素の状態でわかるまでお聞きすることをお勧めします。

◆A2 :
軽度のアルツハイマーであればアリセプトは大変有効な薬ですが、抑うつなどの副作用が出る場合もあるようです。 食事・水分が取れないのでは問題ですので、明日にでも医師と連絡(電話でも可能)をとられるべきです。 多分、投薬中止か量を少なくするなどの方法をとると思います。 アメリカでは同様の薬が四種類ほどあり、薬を変更できますが、日本ではアリセプトしか保険適用されていません。 有効な薬がこれしかない以上、上手く付き合っていくしかないでしょうね。

◆A3 :
アリセプトは効果もありますが、人によって副作用がいろいろでます。 指示されたまま飲みつづけて、反対に体が動かなくなったり、よだれが ふえたり、攻撃性が強くなったりとか、アリセプトの説明書にかいてある 副作用のどれかが見られます。また初めて服用してから、体になじむのにもある程度の時間が必要ではあります。 その変化を家族がしっかり変化をキャッチして先生に伝えなければなりません。またほかの抗精神薬もさまざまな副作用をもっているので、 高齢者への投与は気をつけなければなりません。内科での疾病の ための薬との副作用も気をつけてくれる医師もいますが、うっかりということもあります。処方された薬の内容、効果の把握は薬局で渡される薬内容の紙 (お薬カード?)を良く読んで、わからなければ 薬剤師医師にも聞く事です。 ネットでは「おくすり110番」でも検索できます。あとはご家族認知症の理解を深めることです。できなくなる、わからなくなる、この混乱が認知症であり、 家族はそこを理解して対処、サポートしていかなくてはなりません。

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