No.24304 円背・頚部の後屈がひどい方の車椅子のポジショニングについて助けてもらえれば・・・。

質問(相談内容)
■ Q :
現在見ている患者さんに円背・頚部の後屈がひどく、食事の時間だけでも座っているのがやっとという患者さんがいて車椅子を調整中なのですが、頚部の後屈がひどく誤嚥性肺炎を起こしてしまいました。その後、体重も減少し背中に褥瘡もできてしまいました。肺炎を起こす前に業者の方に状態を確認して頂き車椅子の調節をしていただいたのですが・・・。上手く以下いかなかったようで。何とかして患者さんに楽に車椅子に座って頂き肺炎褥瘡ができないようにしたいのですが、どなたかいい車椅子やクッションをご存知ではないでしょうか?

回答(相談内容に対する回答とお礼)
●A1 :
介護家族です。座位が保てない状態ならば、リクライニングの車いすの使用になると思うのですが。
うちも猫背、頸部後屈がひどく、普通の車いすは無理になったのでリクライニングにして、食事時は無理のない程度に起こし、普段はすこし倒して、テレビなどを見ていました。業者さんが褥瘡予防の車いす用クッションを持ってきましたが、体にあわず、窮屈だったので、スーパーで低反発の薄いクッションを購入して
背中やお尻に敷きました。体位保持にはビーズクッションやタオルが便利でした。介護用のものは高価だったり、大きさの調節がきかなかったりで、結局体にあうものを身近で探して利用しました。褥瘡はラップ療法でしたので、患部はもちろん、ラップを駆使して摩擦を防ぎました。リクライニングを動かすこと、ときどき抱き上げて体の血流を良くしたり、座っている時間なども気をつけました。誤嚥に関しては、体位も関係はありますが、嚥下機能の問題の方が大きいと思うのでそちらをしっかり把握してどのような状況なのかみて、ベストな方法を探されてください。頸部後屈だと飲み込みも難しいのですが、無理に頭を上げるとかえって嚥下しにくくなる場合もあります。体重減少ということですから、あきらかに栄養補給が必要だとおもいます。栄養剤などの補給もしてあげてください。褥瘡予防にもなります。

●A2 :
車椅子に長時間座っていただいているのかもしれないと思いました。車椅子移動用の道具と考えて、他のいすを考えてみるのもよろしいかと思いました。足置き、肘掛もあってキャスターがついたソファーもあります。

●A3 :
チルトアンドリクライニングのできる車いすがいいと思います。カナヤママシナリイのえみーご。がその事例に合うと思いますよ、背中はジェル系の物がいいけどラックのソフトナースのはぎれお当てれば治ると思います。

Q&Aを検索

「介護110番事典」の利用規約に準じてご利用下さい。