No.39263 Re: オムツの取替え拒否

義母さんは自分が風呂にはいっていないことについて本当のところどう思っているのでしょうか。認知症になると風呂に入らなくなる人もいる。とはよく言われますがそれぞれ理由があると思います。まずそれを考えその問題をクリアするようにもって行くのがよいと思います。

私の経験・・・
�@母の場合　
A着替えや衣類の着脱がうまくいかなくなった。（何を着るか何を脱ぐかどんな順に着るか）しかしプライドがありそんなことを家族に知られたくない。したがって服を着替えない。
B風呂の出入り（特に衣服の着脱）に一時間ぐらいかかっても満足にできない、しかしやはりプライドでそのことを指摘されたくも手伝ってほしくもない。風呂あがりなど着るまでに冷えてしまう
C服に便がついていたり着替えている途中で便がついたりする。浴槽内で筋肉の緩みもあってかしてしまう（これには家族もまいってしまった。）

→我が家の風呂は高齢者が使うようにはできていないので（やや深め、更衣室も狭い）デイサービスで入るように勧める。家で入らなくていいよ。と言う。プライドを傷つけない。風呂の深さや本人の年齢のために家では無理というところまできてしまった。歳をとればみんなそうだ。との言い方に徹する。

→後はデイサービスの人の腕次第。はじめの一ヶ月はまったく入らず。スタッフも困ったらしいが、、その後みなの努力で　週一の割合で自分から入ると申し出るようになった。
あせらずに本人の気持ちが熟すのを待った結果。本人も週一くらいは入浴したいとは思っていたんですね。実は。
デイサービスをさぼり家で入ろうというと「超高齢者が自分のうちの風呂に一人ではいるのは危険、無理、そんな人は今はいない、」「風呂は介護サービスを利用するのは超高齢者の常識」、などと今のシステムを納得のいくように相手にこれはいいと思わせるように教える。それでもめったに入ってきませんでしたけれどデイで「風呂がだめだったけれど着替えだけさせてもらいました。」と言うときもありました。

�A父の場合
Ａ風呂場ですべって火傷をしたのをきっかけに６ヶ月入らなくなった。
Ｂ身体の不自由がさらにすすみ家族の身体介助でも風呂の形態と本人の体重からなかなか困難、本人は気配り人間でもありめんどうぐさがりでもあったので自分で「あかすりタオル」を購入しそれでやると主張　

→こんな人のために介護サービスがある。家族も風呂介助で倒れてしまう。訪問入浴について丁寧に根気よく説明を繰り返す。「本人も楽、家族もそうしてもらいたいと思っている。」「自分だけではなくみんな利用している。」と利用が当たり前の雰囲気作り。「一割負担であとは公費。使わなければもったいない」など本人の気持ちをなびかせる

→訪問入浴週一実施にこぎつける。これで着替えはしっかりしてもらえるようになった。（着替えを手伝ってもらうことに慣れ並行して家族の介助を自然に受け入れるようになるというおまけつき）介護士さん看護婦さんを信頼しましょう。訪問入浴のあとは飲み物、おやつなどでご機嫌取りも（笑）

母は女性のためか風呂に関して、失禁失便に関して　極度のプライドをもっていたのでやりにくかったです。父は男なので裸は平気でしたけれど。ただ風呂に入らないと自分の健康にこういう害があると、たとえば足のつめがはがれたり皮膚が乾燥でぼろぼろしたり、本人の気にしていることをうまくいいくるめて風呂に入れば少しずつよくなる、とか風呂上りでないと薬の効果がないなどあの手この手で自分がもう少しは風呂に入らなければと言う気持ちになるように、しかしあまり無理強いして逆効果にならぬよう工夫してやってみました。

ショウショウさんの場合カブレは本人も痛いと思うので本人と一緒になって「どうして治したらいいものやら。　ぬるま湯でそっと洗うなどなら風呂がいいんじゃないか。風呂の時間はいつがいいかしら？」のように相手を巻き込んだ話にもっていけるといいですが、、、あるいは訪問入浴。手伝ってくださる人が３人なので本人も拒否しにくいのではないでしょうか。

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