No.62916 とても良く伝わる相談内容です。

この文章が書ける、利発なマルさんの証言から察するに。マルさんへの要求が過大な可能性がかなり高い。

＞背が低く
＞腕の力もないので
＞足の方をもつ事が多いが

体格を考えると、妥当な判断で適材適所。

なので、

＞看護師達に頭側で運べるよう言われても、

看護師の要求が非合理的。

＞車椅子の持ち手のところまで上げないと乗せられない構造

マルさんの体格に対して、求められる高さまで手を挙げた時の腕の角度は、おそらく他の体格の人達も不可能。他の人達は、マルさんより体格が大きい分、その角度まで挙げる必要が無く済んでいるだけの事。

仮に、現在のマルさんの筋力が、体格に対して平均以下だったとして。平均程度まで筋力を付けても、多分解決しない。マルさんがその角度まで腕を上げての要介護者移乗が可能な筋力を付けた時は、看護師達を片手で捻り潰せる。つまり、上位10％に属するような、トップアスリートレベルの筋力が必要って事。

似たような状況の例えなら。引っ越しで荷物運びをする時に。破格の筋力があったとしても、体格が小さくて手足が短ければ、荷物に手が回らない。掴めても、持ち上げた時に地面からの距離を確保できない。

似たような状況の逆パターンは。背が高い人ほど、ベッド上でのおむつ交換は腰を痛める。

＞60代の自分に無理なのか？

以上の事から、要介護者移乗に必要な腕の挙上角度を可能にするには、マルさんが今20台だったとしても不可能。

おそらくマルさんは、俺のこの説明は理解できる。問題は、そもそもが無茶な要求をするような看護師達なので、この道理や理屈を理解できる能力が無い。誰か一人くらい、理解できる職員はいませんか？　その人から説明してもらうとか。喧嘩腰の覚悟があるなら、この回答全てをプリントアウトして掲示板に貼る。

＞工夫次第なのか？

技術という点ではないなら一つ思い付く。車椅子の後ろに、倒れる心配のない踏み台を用意。そこに乗れば、相対的にマルさんの肩の位置は高くなり、無茶な腕の挙上を必要としなくなる。

背が高い人がベッド上でのおむつ交換をすると腰を痛めるので、作業の際はベッドの高さ自体を高くする。これと同じ理屈。

相対的に高さを取れるのなら、踏み台じゃなくても良い。車椅子の背後が、床より高くなっている場所で移譲させれば良い。踏み外しなどを避けられるから、可能ならこっちの方法が良い。階段を車椅子背後にするとか。


※ アホへの説明、御愁傷様です。

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