21世紀福祉ビジョン?少子・高齢社会に向けて?
21世紀の少子・高齢社会における社会保障の全体像や、主要施策の基本方向、財源構造のあり方などについての中長期的な方向性を具体的・定量的に示した提言です。1994年3月、厚生労働大臣の私的懇談会である「高齢社会福祉ビジョン懇談会」が提言を行いました。このうち主要施策の進め方では、新ゴールドプランやエンゼルプランの策定、21世紀に向けた介護システムの構築の必要性が明示されています。1994年12月には、新ゴールドプランやエンゼルプランがこれに基づき策定され、実施されています。また介護システムの具体化として介護保険法が1997年12月に成立し、2000年4月から施行されました。
