No.1730 介護とまではいかない祖母の世話。

No.1730は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。

No.1730:介護とまではいかない祖母の世話。

私は二十歳の大学生で母方の祖母と母と一緒に暮らしています。
祖母の世話をしてる母の負担が大きく、どうにかできないものかと心配しているところです。もし良ければお知恵をお借りしたいと思います。
祖母はもう90を超えていますが、杖を使ってなんとか自分で歩ける状態です。
ですが、目が悪く老化のせいか注意力が欠如している上、元来適当でいわゆるちゃらんぽらんな性格なので一挙一動がうまくいきません。たとえばお湯をコップに注ぐ際、やかんの口がコップからはみ出しているのに気づかずそのまま注いでしまいます。
そんな風なのでいつも目が離せません。
また、体力の衰えが激しく、少し動くとすぐ疲れて寝てしまいます。
そのため、母はほとんど外出できず、出来たとしてもそれは祖母を車椅子に乗せて押しながら、ということになり気軽には行けませんし、結構な負担になります。
そんな祖母は用事を数個立て続けに言い、とにかく人使いが粗い上、やってもらって当然で、むしろ逆ギレすることもしばしばです。また、祖母はよく下痢をして下着を汚し、お風呂場やお手洗いに放置し、それを母が洗うのですが、洗っている母に向かって暴言を吐いたり、更なる用事を言ったりします。
おむつは気持ち悪いとかプライドが許さないとか言って、してもすぐとってしまいます。気に入らないとすぐ癇癪を起こします。
気に入らない、と言ってもそれは客観的に見てどう見ても理不尽なことです。
そうなると手がつけられなくなり、物を手当たり次第投げていきます。
針の詰まった裁縫箱、高価な茶碗、おなべ、トマト、包丁など。
後始末はもちろんしません。そして、最後には「世話するのがいやだったら出て行け!」と言います。家は祖母のもので、経済的にある程度依存しているので、私たちは出て行けません。

デイケアも考えたのですが、本人のプライドが異様に高く、お年寄りが嫌いだったり(自分は例外)、体調を崩しやすいことなどから行くことは難しくなっています。

母には実の姉が居るのですが、祖母のこんな状態を知ってからは家に寄り付かなくなりました。
自分が困ったとき以外は連絡もあまりしてこなくなりました。
それでも祖母は、姉の方を可愛がります。
母と比べていつも姉を誉めます。
彼女は何もしていないのに。
私はそう思ってしまいます。

私は大学があって外に出られるのですが、母はどこへもほとんどいけません。
私に日々の愚痴を言うことですこしストレス発散をしているという状態です。

大事な祖母なのは分かっています。
だけど全く感謝されず、ことあるごとに癇癪を起こし、八つ当たりされ、ものを投げつけられる、という状況に時々本当に悲しくなります。

長々とすみません。
小さなことかもしれないですが、私は毎日母の話を聞きながら悩んでいます。
ここに書き込むだけでも少し気が楽になった気がします。

よんでくださった方ありがとうございました。

No.1731:Re:介護とまではいかない祖母の世話。

あんこさん、お母様のお気持ち辛いですね。お祖母さま本当は、老いを自分の中で受け入れられなくて、辛さや、寂しさ、もどかしさを持っていらっしゃるのかもしれません。そして一番気を許しているお母さまにすべてをぶつけてしまう。お祖母さまは眼科を受診されたことはありますか?白内障での視力低下なら、手術が可能かもと思いました。一度御相談なさってみてください。お母様の辛いお気持ち、心優しいあんこさんが聞いてくださるだけでも、ずい分お心癒されるはずです。小さい子どもを連れているのと同じだと思って、一緒に楽しめること、探してみて下さい。逆境の中での楽しみ探し、小さな幸せ探し。お祖母さまのありのままの姿を受け止めて、そのお心に寄り添ってあげて下さい。すべてを受け止めることで、心の余裕が広がり、お気持ちが少しは和らぐのではと思います。どういう状況であっても、幸せは自分の心が決めるものですから。日々一緒に笑いあうことが増えていくといいですね。

No.1732:Re:介護とまではいかない祖母の世話。

こんにちは。おばあさまの様子をよくごらんになっていますね。
さて、おばあさまが湯のみに上手く入れられない、という点についてですが。
視力があっても遠近感が鈍ると上手く出来ないようですよ。
私が介護している義母もテレビの画面などみえますが、手すりなど実際にある位置よりも「近くにある」と感じるのか手前でつかもうとして(実際にはその位置にはありませんから)転倒したり、がよくありました。
下痢が続いているよですが(下痢というより軟便かもしれません)義母も現在同じ様な状況で「体力などの低下で栄養分や水分を腸から吸収できないためそのまま排出される。そのため「軟便」ということになる。また現在の吸収率をあげるのは難しい」と医師から言われています。体力がないから体力温存のために寝ている時間がながくなるということです。食事はどうですか?通常の食事を食べていますか?量的にはどうですか?もし、嚥下障害や体力の低下が激しいなら、「老健」入所を考えてはいかがでしょうか?老健は終生入所ではありませんから3-6ヶ月程度で退所になりますが、「現状維持」を目標にリハビリしてもらってはどうでしょうか?
実はうちも現在老健を検討中です。
体力低下してくると「床ずれ」や「歩行不能」など大変な面が大きくなります。介護している上で「現状維持」はとても大きな目標です。すぐに入所できるかどうか、わかりませんが、これからら暑くなってくると更なる体力低下もあるでしょう。
おばあさまがお母様に暴言をいうのは、お母様に対する甘えじゃないかな?「認知症」まではいかないでしょうが、幼児化しているような気がします。(あんまり可愛くないけどね)

No.1733:Re:介護とまではいかない祖母の世話。

お二人の意見を拝見して、私たちに余裕がなさ過ぎたことに気づきました。
まずは受け入れるということが本当に大事ですね。3人とも老いを受け入れようとしていなかったのですね。前より一歩下がって考えたり接することができるようになり、ずいぶんと楽になりました。本当にありがとうございました。