No.4271 Re: リフォームの請求が高すぎる

　取付工事を伴う手すりの価格は業者が自由に決められますが、実際の工事内容と価格が一般に考えられる内容を伴っていない場合には、業者が不当な利得を得ていることになりますので、問題となる場合があります。とかく、利用者は介護保険が絡むものだから価格は決まっていると思いがちですし、ケアマネジャーの言うとおりにしなければならないと思っている人もいるようですが、利用者が業者を選ぶときには、自分の責任で選ばなければならないのです。みなさんもおっしゃっているように、2社か、3社の紹介を受け、比較して決めることをお勧めします。

　本来、手すりを付ける際には、カタログなどを見ながら、取り付ける壁の強度も考慮に入れて、利用者の身長に合わせた手すりの長さ、位置、そして風呂場には滑らず、腐らない材質のもの、トイレには冷たさを感じにくい材質のものをというように、手すりを付けるに当たっても、高齢者の利用という事情を路まえた選択と設置のノウハウが必要になるものです。ですから、契約時には、専門的知識を持つ人のアドバイスを受けながら決めて、これを仕様書に書き込み、価格も決定して契約し、その上で、設置をすることになるはずなのです。そのような手順をふめば付け替えるということもなく、不満も減少したことと思います。

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