No.14195 Re: 住宅改修について

こんばんは。
住宅改修ですが、介護を要するご本人さんの住んでいる場所でないと介護保険制度の住宅改修を利用できないので、同居予定であれば、同居予定場所に住所を移しておく必要があるかと思います。住宅改修したい場所にご本人が住んでいる必要があります。
その前に介護保険の要介護認定申請を行います。要介護度を持っていないと介護保険サービスは利用できないので、早めに申請するとよいと思います。お住まいの役所の高齢介護課（名称はさまざまですが）で、ご本人さんの介護保険被保険者証を添えて申請してください。
住宅改修を行いたい場合は、事前申請なので、退院が近くなったら（1ヶ月くらい前がよろしいかと）居宅介護支援事業所に行きケアマネジャーを決めて、住宅改修の話を進めてもらうとよいかと思います。今入院している病院の相談員にも相談し、退院前に理学療法士などに家屋調査を行ってもらうとよりよいと思います。
しかし、お住まいはマンションということで、たとえ分譲であっても住宅改修は周囲の住民さんの了解を得ることも必要になってきますから（騒音や配管などの問題で）じっくり考える必要があります。
例えば、住宅改修による手すりの設置工事jではなく、杖を安定性の高い四点杖を使用する、など、快適で安全な暮らし方は住宅改修以外の方法でも見つけられることも多いので、障害が固定して「できること」「できないこと」がはっきりしてから考えてもいいかと思います。
トイレや浴室など、立ったり座ったり、方向を変えたりする動作を行う場所では転倒事故などの危険が増すので、手すりがあるとより安全ですが、住宅改修でなくても、福祉用具のレンタルで工事をしないで設置できる手すりもありますので、住宅改修にこだわらずいろいろな方法を考えてみるとよいと思います。
担当のケアマネジャーを決めたら、一緒にじっくり相談してみるとよいと思います。
長くなってごめんなさい。

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