No.57401 寝ぼけが進化する

アルツハイマー型認知症要介護1の78歳実母です。
母はもっと若い頃からよく寝ぼけていました。
寝言はハッキリしていて手をバタつかせることもよくありました。
そのために、まぁいつものこと位にしか考えていませんでした。

でも最近寝ぼけの内容が変化してきました。

夜中（11時前後）、寝床から突然私を呼びます。
「私たちのお父さんは、いつになったら帰ってくるの？こんなに遅くなるなんておかしい」お父さんとは、母の父のことらしい。

また違う夜には起きだしてきて「ぷー。ぷーが帰ってこないけどあんた知らんか？」私に、私が帰らない、と聞いてくる？？？？

いきなり寝床から「ふぁ〜い」と大きな声を出してムクリと起き出し玄関ドアを触り開けようとしていた。
何してる？と聞くと姪が呼んだから返事したのに姿が見えないから探してた、らしい。

一週間後、玄関ドアの開く音に気付いて慌てて見に行くとドアを開けて外の様子をうかがっている…
「表でタクシーの停まる音がしたら『○○！』（母の名前）とあんたに叫ばれたから、急いで玄関の鍵を開けたのにおらんなった！あんたどうやって家に入ったの？」

そのうち、寝ぼけたまま外に出て行くのでは？と恐怖でいっぱいです。母の部屋で物音がするとすぐに目が覚めます。（私は隣の部屋で寝ています）
この頃は私の名を呼ぶ母の声の夢に起こされて失笑しています。

これって徘徊の予兆かぁ？と怖くて怖くてたまりません。

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