No.61267 Re: 実母も同じ患者

書き込み相当迷いました。85歳の母親が11月初めに癌と
言われました。
それまで、認知症、高血圧、高脂血症、脳動脈瘤、腎動脈瘤
それらの既往歴で認知症だけ進行しているだけだからもう大病院
で通院治療でないから自宅で介護と言われていたのです
それが偶然転移までしている末期癌で転移もありリンパ節も
腫れがあり胸水も溜まってと手の施しようがないほど、そのうえ
高齢でいろいろな病状から検査もリスクが高い、治療ももっと
リスクが高いから患者と家族がどうするか選ぶようと医師に
言われました
つまり、治療を断念する選択こちらが了承するということです。
高齢者は癌の進行が遅くこのようなことはままあると地域の
在宅相談支援課の看護婦長さんから教えてもらいました。
このことは他の相談で書いたのですがもう一度書いたのは千夏様
へ、同じ患者を抱えているという自己紹介を兼ねてです。

ここからが千夏様へのメッセージです
千夏様がお母様を思う気持ちは痛いほどわかります。
けれどいつかは親御さんとの別れは来ます。
生とはそういった物を含んだ営みです
そして千夏様もいつか同じように子供を産み育て人生の別れを
経験する、
それが今話題になっている次世代につなぐという言葉ではない
でしょうか？
遺伝子を発展させて進化させるために必要なことが限りある人生
という選択しだったというのが進化論の考え方だったと思います

いま必要なのはお母さまが心穏やかに死を受容できるような環境
を整えてあげることです、それは不必要な治療でなく。
お母さまが葛藤しているのは死の恐怖を違った言葉で投げつける
だけだと思います。
そして投げつけるのは貴方にどこかで甘えているからです。
不安と恐怖とそして痛みとそれらがないまぜになっていますが
そんな子供帰りしたお母様の我儘です。
だからお母様のいい思い出を聞く、子供時代の昔話をする
、お母様の好きな音楽を流す。本の読みきかせ。食べられなくて
も好きなお菓子をほんのちょっと口にしてあげるなど。
アロマを炊いてリラックスさせるお母様にリンパマッサージなど
して差し上げるなど。
貴方自身とお母様の最後の時を濃密に過ごすことを一番の優先
事項とすることです。

すべてが終わって、この世に肉体がなくなっても、お母様と貴方の
関係性が終わることはないです。魂の部分でつながっています
これは私が亡父との事で感じることです。
必ず貴方がた家族に魂が寄り添っています。
だから、そんなに思いつめないでください。
いま貴方のできる最善のことをして差し上げてください。

神奈川県の産婦人科医師で池川先生という方が胎内記憶という
ことを発表していらっしゃいます。
その先生によると、赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくる
と言ってらっしゃいます。
であるなら、貴方はそのお母様を選んで生まれてきたのです。
そして、最終的に協力してくれる家族に恵まれているのだから
これから必ず起こることを家族で乗り越えていけると思います

介護110番の相談返信にいまいちずれている答えかもしれません
でも、千夏様にお伝えしたくっておせっかい乍ら書き込みして
しまいました。

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