No.59530 Re: 妄想で責められる

＞最近たびたび「あたいのおっかちゃんは！？」と聞きます。
これに対し、本当のことを話すとあまり良い反応が得られないことが
解ったのですね。

「買い物に行ってくる」などのはぐらかしをすると、
不安が募り、余計に悪化するのではないかと思います。

＞「あたいのおっかちゃんは！？」と聞かれたら、
まずは、お母様がなぜ、ご自身の親が気になっているのかを
理解することが良い感じがします。
例えば、
「おっかちゃんに何か用事？」とか聴いてみたら如何でしょう？

海野さんは、既にお母様のお母様はお亡くなりになっているのを
ご存じなので、こういう当たり前のお返事をしたのだと思いますが、
妄想や、事理弁識能力の低下の中で生きている方に対しては、
その方の世界の中で対応することが求められると思います。

普通、子どもが、「お母さんは？」と聴いたら
たいていの大人は「お母さんに何か用事？」とか
「お母さんと何か約束したの？」とか
「お母さんに会いたいの？」とか
返答すると思います。
それに対して、子どもが
「おやつ食べたい」
「おしっこしたい」
など、要求を言ったら、それに対応するだけです。

そういう反応ではない場合、
お母様が、もう居なくなった、亡くなったのだ、
という悲しみの事実を受け入れられるよう、毎回受容し共感してあげることです。
＞倒れた当時母も付き添いに通い
ここは非常に大事なポイントです。

＞「なんで！？なんで死んだの！？」と毎回初めての事として驚き悲しみ
嘘でも良いので、
「おっかちゃんは、寿命で安らかになくなったんだよ。
おっかちゃんが倒れたとき、お母さんは賢明に看病してあげたよね。
おっかちゃんは、とても感謝していたよ。」
と告げてあげると、
＞「お前がイジメたからだろう！お前のせいだ！！」
となりにくいと思います。

もしも、そうなってしまったら、
「一緒に看病したじゃない。
おっかちゃんは感謝していたよ。」
とか、
「お母さん、悲しいんだよね、
おっかちゃん居なくなって寂しいね。」
とか感情表出を手伝ってあげると良いかも知れません。

毎日毎回頻回だと、うんざりしますし、大変ですが、
お母様は、お母様の世界の中で生きているので、
現実の日常の中の説明をしても理解されないのではないかと
思います。

七人家族の真ん中で、というブログがあり、
そこに義母様という人物が登場しますが、
同じように、「お母さんはどこいっちゃたの？
お父さんは、私を置いてどこいっちゃったの？」
と、毎回いう場面が最近度々登場します。

そこの内容を参考にされるのも良いかも知れません。
そのブログは、海野さんのストレス解消にもなると思います。

ご参考まで。

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