No.33148 Re: 入院中の祖父の治療方針

発言者:mon 発言日:2010/06/22 11:48 返信する 応答をメールで転送

SOMAの
医師は患者さんの年齢に関係なく、診察、検査、診断して、患者さんの精神・身体活動が回復する可能性が少しでもある場合は治療します。水分・食事摂取も重要な治療です。重症で治療法がなく回復を望めない場合は本人および家族にわかりやすく説明すべきです。

質問1.ラコールが日本人向きでエンシュアよりも下痢しにくいと思いま す。下痢する場合は濃度を薄め、やや温めて30mlづつ、ゆっくり飲ませます。1回150ml、1日に7回です。それでも下痢する場合は乳酸菌製剤を服用してもらいます。エンシュアと同様、医薬品で医師の処方箋で使用します。医薬品以外には大塚製薬のハイネゼリー(1袋300g、300Kcal)、バランスKKのプロテインゼリー(74g、84Kcal)と栄養補給ゼリー(含水炭素のみ、1袋100g、100Kcal)があります。
質問2.流動食で1日、1200Kcalあるかどうか確かめてください。点滴は口から水分が十分摂取できない(脳梗塞などで嚥下障害があるとき)とき、下痢、軟便、嘔吐などで脱水があるときに行います。1日の尿量を測定して点滴静脈注射量を決めます。オムツでも排尿したものを秤ではかり、使用前のものの重さを引いて尿量とします。
質問3.102歳と言う年齢であっても、生命力が回復する可能性もありますので治療を試みます。100歳過ぎているから老衰と考えで治療を放棄することはありません。治療しても意味がないという疾患なのでしょうか。医師の診断名を聞いてください。
質問4.軟便は大便の形をしたもので、下痢便は水様もしくは泥状のものです。軟便が1日に3回以上、2週間以上も続けば脱水になりやすいでしょう。75歳以上の高齢者脱水に弱く、病状が悪化(例:食欲不振無気力、痰のきれが悪くなる、意識障害など)しやすいです。
質問5.同じ病院で先生を代えてもらうことは可能かもしれません。医長か院長にお願いしてみるとよいでしょう。
質問6.転院先に今までの経過と治療内容を月日ごとに書いたものを持って相談に行くとよいでしょう。引き受けてくれるかもしれません。
(引退した医師

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 33133: 入院中の祖父の治療方針 [SOMATTHEWERIO] ID:v4lskXmW 2010/06/21 14:34
 └◇33148: Re: 入院中の祖父の治療方針 [mon] ID:D3VAeDHB 2010/06/22 11:48 評価
  └◇33174: Re: 入院中の祖父の治療方針 [SOMATTHEWRIO] ID:v4lskXmW 2010/06/23 07:28 評価