No.23684 Re: 胃ろうの適応？

進行性の疾患ですのでいずれ経口摂取だけで十分な栄養を摂るのは難しくなられると思いますが、ご本人・ご家族はその時のことをどう考えておられるのでしょうか？
「いずれもっと難しくなってくれば胃ろうにするつもり」ということであれば、だからこそ今のうち（＝栄養状態がいいうち）にしておくという選択肢もあるのではないかと・・・。

同じような状態で早めに胃ろうを造られた患者さんがいらっしゃいますが、ヘルパーさんに日中の食事介助をお願いし、どうしても入らなかった日だけ、帰宅したご家族が胃ろうから注入されています。
半固形化の栄養剤を使ってらっしゃるので、１０〜１５分ぐらいで終わるそうです。
別の方も同じように日中はヘルパーさん、夕食は家族と一緒に食卓を囲み、食べられるものを食べられるだけ口にし、残りをミキサーにかけて胃ろうから注入しておられます。

お二人とも十分に栄養が摂れるようになられたせいか、胃ろうにしてからの嚥下機能はかなり維持できているような感じがします。
・・・というか、逆によくなっておられるかも。
それでもうまく水分が摂れないとき、薬が飲めないときがおありなので、胃ろうが大活躍しています（薬は簡易懸濁法で注入）。
パーキンソンの場合、悪性症候群が何よりも恐ろしいですしね。

胃ろうを全く使わなくなったものの、万が一のためにそのまま残しておられる方もいらっしゃるぐらいで（詰まらないように時々水でフラッシュしたり、定期的に交換したりする必要はあるかと思いますが）、間隔があいたら使えない・・・というものでもありません。

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