No.47491 Re: 後見人申請中の契約履行

ちょちくんさま

個人的な感想ですが、長女の（貴方の奥様）方はどなたかと相談しながら意図的に動いておられますよね。
金融機関には父親が同行しているにも関わらず、売買契約時に父親が同席していないのは、父親の行為能力を問われることを危惧したからではありませんか？私にはそう思えます。

�@申請中に父親名義の預金通帳から送金するのは，問題なのでしょうか
弁護士さんの意見は意見として私は大いに問題があると思います。
なぜならば、後見申請中は喫緊に支払いが必要なもの以外には預貯金を動かすことは原則として禁止されているからです。そもそも行為能力が問われている訳ですから、審判確定迄は法律行為はするべきではないと考えるのが常識的な考えだと思います。
不動産会社が登記ができないと言ってきたのはこの考え方からでしょう。

�A審判が下ってから，父親名義で登記することは可能でしょうか
可能ですが、後見類型なら父親の印鑑証明は抹消されますから
後見人の実印と印鑑証明、登記事項証明書等が必要になります。
保佐類型なら保佐人の同意が必要となります。

�B不動産購入契約を無効にする意図があったのでしょうか。
どの時点で誰がどこまで知っていたのか文面からは分かりません、
時系列で考えると契約を無効にするのは難しいと思いますが
遺言や贈与は不可能になります（絶対ではありませんが）。
父上の資産を動かすこと、購入不動産を長女に相続させることを快く思っていないことは確かでしょう。

どのような方が後見人等に就任されるのか分かりませんが
後見人等は申立人の意向で動く訳ではありません、父上の為に後見人自身の判断で動きます。誤解なさらないように・・・。

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