No.42070 体位変換

No.42070は質問(相談内容)です。

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No.42070:体位変換[ぼう]ID:lvB4yIdH 2011/07/05 11:38
床ずれになりやすいため夜に体位変換をしていますが、2時間おきまたはそれ以上だと睡眠時間が不足がちになります。
少しでも負荷を軽減できないかと体位変換機能つきエアマットを試しましたが、背中が曲がっていたりひざが立った状態で寝ているため寝返りが出来ません。
深夜に24訪問ヘルパーをそのためだけに利用する手もあるかもしれませんが
人手で2時間ごとに体位変換するしかないでしょうか。
何か良い方法ご経験がある方お教えください。

発言一覧

以下、No.42070の質問に対する回答です。

 42070: 体位変換 [ぼう] ID:lvB4yIdH 2011/07/05 11:38
 └◇42117: Re: 体位変換 [(´・ω・`)] ID:uLPt0cnu 2011/07/06 22:12 評価
  └◇42131: Re: 体位変換 [ぼう] ID:lvB4yIdH 2011/07/07 05:57 評価
   └◇42150: Re: 体位変換 [(´・ω・`)] ID:uLPt0cnu 2011/07/08 11:28 評価
    └◇42241: Re: 体位変換 [ぼう] ID:EA7PNu68 2011/07/12 12:02 評価

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No.42117:Re: 体位変換[(´・ω・`)]ID:uLPt0cnu 2011/07/06 22:12
・背中が曲がっている
・拘縮がある(膝が曲がって立膝になっている。)
・かなり痩せているor栄養状態があまり良くない
・骨突出である(痩せているために骨がゴツゴツ出ている)
※床ずれを起こしているor起こしやすい

上記にあてはまる方の場合、体位変換機能付きエアマットは逆に
床ずれを起こさせるリスクが高くなってしまうので、体圧分散型の
褥瘡マットを使われる方が良いです。
(介護者は自動的に体位変換されるので楽と言えば楽ですが、
拘縮があったり、背中が曲がっている分、余計に圧力が集中してしまいます。)

@体圧分散型の褥瘡マットに変更する
A体位変換用枕or体圧分散マットを使用する
B仙骨部に褥瘡が出来やすいor出来ているのであれば円座クッション等で
圧がかからないようにする。

※体圧分散マット等は低反発ウレタンやビーズ、エアー等、色々な種類が
ありますが、介護用品専門のものでなくても、最近ではホームセンター等
で、高齢者向けのクッションや枕等も売られていたりするので、そういった
物を代用しても良いと思います。

それと基本は2時間ごとですが、2時間ごとでも褥瘡が出来てしまう場合は
更に短い時間で体位変換する必要も出てきてしまいます。といっても
四六時中体位変換していては、介護者も疲れますが、動かされる要介護者
も疲れてしまうので、痩せているなら栄養状態を改善させ太らせる。
2時間で体位変換を行う際に、血流が良くなるよう、圧がかかりやすい部位
周辺を軽くマッサージする。

入浴後はワセリンやスキンローション等で肌を保護する。
(肌を保護するのは褥瘡予防のためと皮膚を柔軟にし、外部刺激から
肌を守るために使用します。)

※在宅介護は大変かと思いますが、夜間にヘルパーも良いと思いますが
要介護度や金銭的な部分で毎日とはいかないと思います。
ですので、出来ればショートステイ等もうまく活用された方が良いと
思います。睡眠不足で倒れてしまっては、体位変換どころじゃなくなって
しまいますから、抵抗なければショートも活用されると良いと思います。

それと、体位変換は必ずしも毎回30度で左側臥位、右側臥位としなくては
ならないわけではなく、仙骨部に床ずれが出来やすいのであれば、
仰臥位にはせず、右側臥位、左側臥位、の繰り返しでも良いですし、
逆に右側の新たな場所に床ずれが出来そうであれば、仰臥位、左側臥位の
繰り返しで対応しても良いです。

後はオムツ交換の時等、床ずれになりそうな部位を発見したら、
アズノール+ラップをその部位に貼っておきましょう。

以上、長くなりましたが参考になれば幸いです。

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No.42131:Re: 体位変換[ぼう]ID:lvB4yIdH 2011/07/07 05:57
ありがとうごさいます。
かなり参考になりました。
ショートステイは週のうち半分利用しあと数日は在宅で対応しています。
夜の寝返りがあるため3,4日くらいが現状では在宅の限界となっています。
体位変換マットは分散機能もついていました。

決まった場所で骨のでっぱっている数箇所ができやすい状態です。
また自分が寝入ってしまい5,6時間放置してしまうことも多々ありますが、おおむね2〜4時間おきだと良好さが保てている状態です。

やせていることは確かですが歩けなくなって程なく床ずれが発生しはじめたので、今から太らせて効対処するのは無理があるきがしますが、まず
栄養も気を付け、
円座のようなもので対応するか、耐圧分散のエアマットも再検討してみます。
また今思いついたのですが、体位変換マットが最大20度まで持ち上げてくれるので両側にクッションで角度を積み上げて45度くらいまでの角度にしてやったら自分の力で寝返りが打てるかもしれないので試してみます。

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No.42150:Re: 体位変換[(´・ω・`)]ID:uLPt0cnu 2011/07/08 11:28
こんにちは。

>歩けなくなって程なく床ずれが発生しはじめた

のであれば、既にご自分で体を動かす、寝がえりを打つことはできない
のだと思います。日中はどのように過ごされているのか分かりませんが
日中も2時間ごとに体位を変えるなどの対応が必要となってくるので、
日中もこまめに体位変換を行うよう心がけてみてください。

それと、今後体位変換機能付きのエアマットの使用を続けられるかどうか
分かりませんが、上記エアマットを使用せず、体位変換枕等で対応する場合、
またベッドをギャッジアップする場合にも徐圧(背抜き)をしてください。

※ベッドをギャッジアップした場合、触れている部分の皮膚が
引っ張り上げられている状態となるので皮膚が伸びて裂傷しやすくなる。
逆にギャッジアップしたベッドを下げる場合、触れている部分の皮膚が
ぎゅっと圧縮される状態となるので、圧縮した部分の血流が悪くなります。

ですので、必ずあげる時も下げる時も、体位変換枕を背中に入れた時も
一旦軽く体を持ち上げるようにし徐圧をしてあげると違いますよ。

経験あると思いますが美容院でシャンプー台に乗って、背もたれを倒す時
背中をつけたまま倒すと背中が窮屈で、結局自分で軽くお尻をあげて
座りなおす事があると思います。体位変換機能付きのエアマットの場合、
これが常時行われている事となりますから、体への負担は相当大きく
とこぞれが余計に出来やすい、また悪化させてしまう原因となります。

それと最後にご自分で多少でも動く事が出来るのであればエアマット、
ウォーターマットはご自分の動きを妨げてしまい動くに動けない状態
となってしまいます。これは小さい子供がトランポリンに乗ると全く身動き
できなくなってしまうのと同じです。ですので使用するなら、体圧分散型の
褥瘡マットのほうが良いです。

以上、失礼いたします。

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No.42241:Re: 体位変換[ぼう]ID:EA7PNu68 2011/07/12 12:02
詳しいご回答ありがとうございます。
まったく想像もつかない貴重なアドバイス大変参考になります。

日中はなるべくクッションにもたれさせて座らせるようにしており
それにより体の左右の床ずれを予防しようとやっております。
夜寝るときに30から45度程度は多少自分で寝返りをうとうともがいています。
たしかにエアマットにすると動きが妨げられるという欠点を実感しておりますので、通常は人手で寝返りを打たせ、介護者の方がつかれきってしまったときにたまにエアマット等自動的な方法をと考えています。