No.37009 Re: 難しいですね。

発言者:マゼンダ 発言日:2010/11/02 00:43 返信する 応答をメールで転送

ひろさん、こんにちは。
マゼンダです。また出てきました。

ウチの父も同様の問題にぶつかったことがあります。
父は自分で動けないから仕方ないと納得していたみたいで、オムツを感受していました。それでもポ−タブルトイレはベッドの脇において極力そこで排泄しようとしてました。
でもお薬で下痢させているから、便意を催したら間に合わない時が多いらしかったので、リハパンは横漏れしやすいので、オムツもやむなしだったようです。

そして、一度オムツにしたからといっても以後一生オムツというわけでもありません。
状態がよくなればオムツは卒業できます。
現状がどうなのか、なぜオムツが必要なのか、治療方針に筋力をどう回復して自力排泄していくか、細かいことを一つ一つ確認していったほうがいいです。ご本人にもその方が闘病の目標が出来て回復の張り合いになります。
ことに、入院中のその手看護師さんの申し出は「仕事の効率」を考えておっしゃってることがあり、治療上どのような効果があるか、退院後のことはあまり考えずに申し入れられることが多いです。
やむ得ず、看護師さんの都合を優先するにしても、それならなおさらリハビリを強く要求できますし、訪問リハビリなどのサービスをしている病院など紹介を求めることも出来ると思います。

ところでいくつか気になっているのですが、入院計画書など、病院から治療の目的、目標などは説明受けていますか?
また介護認定は受けていますか?
病名として、「肝性脳症」としかついてないなら、体が弱っていても脳症が軽減した時点で退院を迫られる可能性があります。
早急に病院側と話し合ったほうがいいです。
病院にもよりますが、家族が求めないと説明してくれないかもしれません。
現在動くのが困難というなら、こういっては何ですが、状態が悪いうちに介護認定をもらったほうがいいです。
一度介護認定が下りると2年間有効です。要介護3〜4と認定してもらえれば退院しても篤い介護サービスが期待できます。
退院したら、どのような生活が出来るか、どのように暮らしていくつもりかなど計画しておけば、環境を整えておくことも出来ますし、その準備期間中は入院延長をお願いする十分な理由にもなります。

それから、これは老婆心というかおせっかいなのですが…
肝性脳症が出現するC型肝硬変ではインタ−フェロンの治療が出来ません。
病気と付き合っていくしかありません。
こういう、治療できない患者に対して、時として医師は関心が薄い場合があります。言葉を選ばずに言えば「冷たい」です。
私の経験を申し上げても、ひろさんのお父様の主治医の方には当てはまらないかもしれませんが、「医師」は「治療の専門技師」と割り切って付き合ったほうがいいかもしれません。本人や家族がどうしたいか、どういうことができるか、どんなサービスを受けられるか具体的に力になってくれるのは病院ではソ−シャルワ−カーさんですし、社会ではケアマネさんや、行政の福祉関係の方々です。
肝性脳症は血中アンモニア濃度を巧くコントロ−ルできれば長く穏やかに生活することも可能です。病気の進行はひどくゆっくりです。
また、肝臓以外の部分で様々部位に不都合な状態が起こりますがその回復もまことにゆっくりです。通常の人の3倍以上かかると思っていいです。
だから、ショッキングなことも色々あると思いますが、一喜一憂せずに気長に状態を見ていく必要があります。

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 36988: 難しいですね。 [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/01 18:04
 ├◇37002: Re: 難しいですね。 [(´・ω・`)] ID:9wdDEeG/ 2010/11/01 21:52 評価
 │└◇37003: Re: 難しいですね。 [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/01 22:19 評価
 │ └◇37008: Re: 難しいですね。 [(´・ω・`)] ID:9wdDEeG/ 2010/11/02 00:43 評価
 │  └◇37034: ありがとうございます。 [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/02 20:08 評価
 └◇37009: Re: 難しいですね。 [マゼンダ] ID:364aUCAC 2010/11/02 00:43 評価
  └◇37035: Re: マゼンダさんへ [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/02 20:20 評価