No.36988 難しいですね。

No.36988は質問(相談内容)です。

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No.36988:難しいですね。[ひろ]ID:gdFyV0fD 2010/11/01 18:04
ここに書き込める内容かどうかわかりませんが、ちょっと聞いてください。
以前、肝性脳症の父の件で質問しました。

今回は、病院についてです。
ねたきりにならないように、本人の自尊感情を大切にするために、
母は、ほとんど毎日付き添っています。
また、病院の職員の人に迷惑をかけないようにとできる限りの事を自分でやっていたようです。
ほとんど足の力がないので、トイレの時には看護師さんに手伝ってもらいポータブルトイレに移動させ、自分で排泄させています。
それが、今日看護師さんからおむつではだめかと言われてしまったようです。
日中はともかく、夜は人手も足りないため、よくわかるのです。
でも、認知症など無く、トイレも自分で意思表示できる父に対して、
おむつの中に排泄することを要求することは、家族にとってはつらいことです。もし、おむつの中に排泄することで、父の意欲や感情も無くなってしまうのではないかと心配です。
ただ、今の医療の現状では、仕方ないことなのでしょうか。
入院してから2週間ほどたちますが、主治医の先生とも、話をしていないようです。
今後のことも誰に、どのように相談したらいいのかわかりません。

看護師さんの中には、母のがんばりを認めて励ましてくださる人もいます。
母も、看護師さんたちに感謝の気持ちをもっています。
でも、今回のことで頑張っている気持ちが折れそうになっています。
家族は、どうしたらいいのでしょうか。

発言一覧

以下、No.36988の質問に対する回答です。

 36988: 難しいですね。 [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/01 18:04
 ├◇37002: Re: 難しいですね。 [(´・ω・`)] ID:9wdDEeG/ 2010/11/01 21:52 評価
 │└◇37003: Re: 難しいですね。 [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/01 22:19 評価
 │ └◇37008: Re: 難しいですね。 [(´・ω・`)] ID:9wdDEeG/ 2010/11/02 00:43 評価
 │  └◇37034: ありがとうございます。 [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/02 20:08 評価
 └◇37009: Re: 難しいですね。 [マゼンダ] ID:364aUCAC 2010/11/02 00:43 評価
  └◇37035: Re: マゼンダさんへ [ひろ] ID:gdFyV0fD 2010/11/02 20:20 評価

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No.37002:Re: 難しいですね。[(´・ω・`)]ID:9wdDEeG/ 2010/11/01 21:52
まず、基本的に尿意、便意がある方の場合、オムツをして、オムツの中にして下さいと言われても、なかなか出来るものではなく、我慢に我慢を重ね限界が来て漏らしてしまうか、オムツをする事によって自尊心が傷つき、認知症を併発してしまうような事もあります。

夜間、人手が足りずオムツをと看護師が要求してきたのであれば、ポータブルトイレの使用ではなく、夜間は尿瓶の使用は駄目ですか?と提案してみてはどうでしょうか? 便意であればベッドで横になった状態でも使える差し込み便器もあります。お父様が両手も使える、自分でズボンの上げ下げが出来る(腰を上げる事ができる)のであれば、そのように看護師に伝えて見て下さい。

ちなみに現在はリハビリパンツでしょうか?ポータブルトイレに座っても、あまり尿量も少なく、リハパンに失禁している量の方が多いと言うような事はありませんか?一度や二度なら、すぐにオムツにとはなりませんが、常にそのような状態であると、オムツに・・・と言うのは病院に限らず、高齢者施設や自宅介護でも良くあることなので、お母様にも確認してみてください。失禁してないようなら、夜間のみ尿瓶使用の希望を出すと良いと思いますよ。

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No.37003:Re: 難しいですね。[ひろ]ID:gdFyV0fD 2010/11/01 22:19
(´・ω・`)さん ありがとうございます。
そうですよね。 自尊心傷つきますよね。無理におむつの中にして・・と言うのもつらいです。家族としては、そこを大切にしたいのですが・・・

現在の父の状態は、ポータブルトイレに抱いて移してもらえれば、自分で便をすることができます。また、尿瓶を使って尿をすることもできます。(どちらかというと便意の時が問題です。)
今のところそのときにお手伝いしてもらえれば、失禁はほとんどありません。(先日の夜朦朧として、一度失禁してしまったそうです。)
基本的に母が夜も付き添っていて、介助できるのですが、抱き上げるのは、力が足りずにどうしても看護師さんの手助けが必要です。

肝性脳症の改善のため、便秘は厳禁です。本人が便意を伝えている間は、それを尊重してあげたいと母も考えているようです。
足や手の筋力が落ちてしまい、自分でパンツを上げ下げしたり、立ち上がったりは難しいです。

急に弱ってきてしまい家族も対応しきれない状況です。
そんなときにアドバイスをいただけるのはありがたいです。
母にも状況を確認しながら考えていきたいと思います。

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No.37008:Re: 難しいですね。[(´・ω・`)]ID:9wdDEeG/ 2010/11/02 00:43
ポータブルトイレですが、ベッドから離れた場所に置かれているのでしょうか? 可能であれば用をたす時だけポータブルトイレをベッドの横につけ、ベッドで座位をとらせ、後は少しの横移動だけでトイレに座らせる事が出来ますよ。

個室なのか多床室なのか分かりませんが、抱きかかえなくても力の弱い女性でも一人で介助出来るので、お母様が夜も付き添っていられるなら、文章で説明してもわかりにくいと思うので、動画で確認してみてください。
youtubeにアクセスしたら、「立ってられない人」 のトイレ介助 (入浴時のズボン着脱) と検索してみてください。

動画を見てもらうと分かると思いますが、抱きかかえると言うよりは肩に寄り添って乗ってもらうような感じになります。全体重を抱える力の半分の力で済むので、お母様でも可能かもしれません。お父様とお母様の意思を尊重したいですね。看護師も人手不足で大変なのはわかりますが、便意も尿意もあるうちはトイレでするのが一番ですから、やんわりお断りしてポータブルトイレの介助が出来るかどうか試してみてください。

でも、出来なかったらやはり尿瓶と便意の時のみ看護師を呼んで対応して頂きましょう。

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No.37034:ありがとうございます。[ひろ]ID:gdFyV0fD 2010/11/02 20:08
(´・ω・`)さん アドバイスありがとうございます。
適切なお返事とても参考になります。
昨日は、この後どうなるのだろうかととても心配になってしまい、書き込みをしましたが、少し明るい気持ちになれました。母も今日は(電話ですが)落ち着いたみたいです。

できることなら、トイレができるようにして上げたいので、母でもできるかまずは、私がやってみようかと思います。

ありがとうございました。

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No.37009:Re: 難しいですね。[マゼンダ]ID:364aUCAC 2010/11/02 00:43
ひろさん、こんにちは。
マゼンダです。また出てきました。

ウチの父も同様の問題にぶつかったことがあります。
父は自分で動けないから仕方ないと納得していたみたいで、オムツを感受していました。それでもポ−タブルトイレはベッドの脇において極力そこで排泄しようとしてました。
でもお薬で下痢させているから、便意を催したら間に合わない時が多いらしかったので、リハパンは横漏れしやすいので、オムツもやむなしだったようです。

そして、一度オムツにしたからといっても以後一生オムツというわけでもありません。
状態がよくなればオムツは卒業できます。
現状がどうなのか、なぜオムツが必要なのか、治療方針に筋力をどう回復して自力排泄していくか、細かいことを一つ一つ確認していったほうがいいです。ご本人にもその方が闘病の目標が出来て回復の張り合いになります。
ことに、入院中のその手看護師さんの申し出は「仕事の効率」を考えておっしゃってることがあり、治療上どのような効果があるか、退院後のことはあまり考えずに申し入れられることが多いです。
やむ得ず、看護師さんの都合を優先するにしても、それならなおさらリハビリを強く要求できますし、訪問リハビリなどのサービスをしている病院など紹介を求めることも出来ると思います。

ところでいくつか気になっているのですが、入院計画書など、病院から治療の目的、目標などは説明受けていますか?
また介護認定は受けていますか?
病名として、「肝性脳症」としかついてないなら、体が弱っていても脳症が軽減した時点で退院を迫られる可能性があります。
早急に病院側と話し合ったほうがいいです。
病院にもよりますが、家族が求めないと説明してくれないかもしれません。
現在動くのが困難というなら、こういっては何ですが、状態が悪いうちに介護認定をもらったほうがいいです。
一度介護認定が下りると2年間有効です。要介護3〜4と認定してもらえれば退院しても篤い介護サービスが期待できます。
退院したら、どのような生活が出来るか、どのように暮らしていくつもりかなど計画しておけば、環境を整えておくことも出来ますし、その準備期間中は入院延長をお願いする十分な理由にもなります。

それから、これは老婆心というかおせっかいなのですが…
肝性脳症が出現するC型肝硬変ではインタ−フェロンの治療が出来ません。
病気と付き合っていくしかありません。
こういう、治療できない患者に対して、時として医師は関心が薄い場合があります。言葉を選ばずに言えば「冷たい」です。
私の経験を申し上げても、ひろさんのお父様の主治医の方には当てはまらないかもしれませんが、「医師」は「治療の専門技師」と割り切って付き合ったほうがいいかもしれません。本人や家族がどうしたいか、どういうことができるか、どんなサービスを受けられるか具体的に力になってくれるのは病院ではソ−シャルワ−カーさんですし、社会ではケアマネさんや、行政の福祉関係の方々です。
肝性脳症は血中アンモニア濃度を巧くコントロ−ルできれば長く穏やかに生活することも可能です。病気の進行はひどくゆっくりです。
また、肝臓以外の部分で様々部位に不都合な状態が起こりますがその回復もまことにゆっくりです。通常の人の3倍以上かかると思っていいです。
だから、ショッキングなことも色々あると思いますが、一喜一憂せずに気長に状態を見ていく必要があります。

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No.37035:Re: マゼンダさんへ[ひろ]ID:gdFyV0fD 2010/11/02 20:20
マゼンダさん前回の質問に続き、詳しいお返事ありがとうございます。
父も3年前に入院するまで、体調は不調の時もありましたが、元気にしていましたので、今回のように「介護」という2文字が頭に浮かんでくることはありませんでした。
マゼンダさんの経験に基づくアドバイスとてもありがたいです。
おむつの件もずっとそのままとは限らないということは家族としては、明るい気持ちになれます。
町の病院で(一応総合病院ですが)高齢者の入院てこういうものなのかなと疑問に思うことも多いのですが、(たとえば担当の先生がこない)
夫に話したら、患者(家族)の方が勉強していかないとだめなんじゃないかと言われました。介護の認定は受けていると思いますが、元気なときに受けているので、ケアマネージャーさんに相談することなどもう少し母と詳しく相談してみようと思います。

今回のようにいろいろなかたにアドバイスを受けられれば、介護する家族にとって助かります。でも、やはり自分からアクションを起こさないといけないのでしょうね。

本当にありがとうございました。