No.24804 Re: ホームに居る両親

「まぁ〜引っ越すなら行けばいいじゃないか！俺たちは、帰るから。」
この言葉が一番正当性を持っていると思います。自分たちが築いて終の棲家となるはずのところで、誰に遠慮もいらず、誰の指図も受ける必要もなく、追い出されるなど言語道断。自宅でのたれ死ぬならそれも本望と言ったところです。
　ですが現代の社会がなかなかそうはさせてはくれません。もしものことがあれば誰かが責任を追及されてしまう世の中です。
　老いては子に従えともいいます。決して感謝の心を忘れることがないのであれば、子が親の生活を決めることは親の一時の気持ちを裏切ることになってもしょうがないことだと思います。

「前向きに方向性も出せない年齢と人間性では私は無理です・・」
・・・この言葉の真意は文章どおりかわかりませんが、この言葉を読んだとき、わたしは、出て行くべきは子の方だろうなと思いました。親に財産があるならその全てを子は放棄して出て行けば(籍も抜き）、あとは社会と親との葛藤が残るだけで、子と親との摩擦（現状の相談理由）はなくなります。親を捨てているか？というよりも自分を捨てて(滅私）いないということですね。

　自宅に戻りたいという気持ちはもちろんわかっていると思います。それを実現してあげられないことは、親自身の万が一のときに対する準備不足であり、また子の準備不足です。捨てるとか捨てないという問題ではなく、備えがなかったから憂いが出現した状況です。
　現時点でできることをする。できないことは当然できない。それだけのことです。考えるべき視点を冷静に捉えて、判断しましょう。

　

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