No.51581 Re: 胃ロウ者の椅子での胃ロウ

長時間、車椅子での座位、拘束と言う部分を除いて一つお聞きします。

座位が取れない、胃ろう、意思疎通が出来ない高齢者の方は、ベッドで
死ぬまで寝たきりの状態で得られるものは何でしょう？
一日中、天井と壁しか見えない生活、時折職員が顔を覗くだけの生活、
自分の意思を伝える事が出来ないとしても、その方個人の尊厳・尊重
がある事を介護者は忘れてはいけません。

口から食べる事が出来なくなったから胃ろうになるとしても、時間をかけ
訓練する事で口から食べられるようになる方もいます。何時間も車椅子に
寝かせたままと言う事はしなくても、食事の時は経口摂取の方と同じよう
起きて召し上がる。視界が変わり外部からの刺激を与える事で、その方が
何かを得られると言う事は多々あります。

また、5時間近く車椅子に座らせている事は褥瘡予防の観点からも良い事
ではありませんから、経管栄養後ベッドに戻すよう施設職員が声をあげ
改善させていくしかないでしょう。何でも上司の言いなりになるのではなく
疑問に思ったら、せめて1時間おきに徐圧して座り直させる等の配慮を
忘れずにしてあげる事、そして上司を交えて話し合う事です。

自分の意思が伝えられない方の場合、誰がその意思を代弁してあげる事が
出来るのかと言えば、施設職員しかいないのですから、要介護者の為にも
しっかりと話しあって下さいね。

この内容はあなたにとって【参考】になりましたか？はい  掲示内容について通報する

発言一覧