No.60993 Re: 老健保証人

介護という事実行為と後見活動は明らかに違います。
この点、家族側は連続性を訴えますが、
法律解釈では、全く別個と捉えています。

しかしながらキーパーソンは重要な要素です。
でも、ニモカさんの場合、キーパーソンが2名いる（兄弟姉妹）という
ことになってしまうので、とにかく、兄弟姉妹間で一致していないと
家裁は第三者しか選任しません。
例えば、居所の指定は後見人には権限がありませんが、
その唯一の権限を持つのは「本人」つまり、親です。

そのため、貴方が単独で何かを決定すれば、
兄弟のもう一方が納得するかどうか・・・もありますし、
また、その弁護士の言うとおり、介護は一任するという一筆を
書かせた所で、介護という事実行為と後見活動は別個なので、
第三者が外れる要素にはなりません。

第三者が外れる要素は、親族間で法的紛争や金銭のトラブルがない
という証明がされれば、外れる可能性があります。

ニモカさんの場合、兄弟間で良く話し合って、
後見報酬は無駄という認識で、第三者に外れて貰い、
その上で、共同後見を兄弟でするという方針なら、
家裁も認めやすいかも知れません。

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