No.13724 介護が必要な時点で、要支援は有り得ません。

発言者:ケアマネ・ストロンガー 発言日:2008/03/11 00:06 返信する 応答をメールで転送

 要支援の人に立てる計画は「介護予防」です。介護が必要な状況があるという事は、(ある点においては)予防が間に合わなかったのですから。



>散歩を除けば、自立されていたら、要支援1とかないですか?

 無いかと言われれば、あります。出てしまっていると言った方が正確でしょうか。入浴に介助が必要なケースでさえ、要支援が出てしまっていますから。

「散歩に介助が必要」=「歩行能力に支障があり、歩行に介助が必要」
「散歩に介助が必要」=「判断能力に問題があり、歩行に介助が必要」
という状況があれば、「要支援」は出すべきではありません。既に「予防」の域は越えています。

 散歩を除けば自立していたとしても、歩行能力維持のために運動の機会が必要ならば、歩行に介助が必要である以上、「運動の手段としての散歩に介助が必要」という計画を立てても何の不思議もありません。



>散歩は趣味、趣向ですよね。

 ジョギングは趣味・嗜好ですか。そんな場合もあるでしょうが、そうじゃない場合もあります。鍛錬の場合もあれば、運動不足解消や減量目的の場合もあるでしょう。散歩も同様です。運動や引き篭もり防止のために、散歩という手段を選ぶ場合があるというだけです。 



>買物が必要ない、掃除も必要ない。洗濯や調理も手伝いが必要ない。
>それで、引き篭もり防止のために散歩ですか・・。

 家族が同居していることで、家事をする必要が無いケースもあるでしょう。そんなケースに引き篭もりのリスクがあれば、その予防を考えるのは当然ですし、その手段として散歩という方法を選ぶ事に、何ら問題はありません。

 それとも、家事に援助が必要ないとは、「本人にその能力があるので必要ない」という場合を指しているのでしようか。だとすれば、「散歩の援助など不要」との御意見は最もです。だって、「洗濯・買い物・掃除・調理は自立しているが引き篭もりの心配がある」なんて事自体、考えにくいですから。そんなケースに、引き篭もり予防目的の散歩介助の計画を立てるケアマネはどうかしています。

この内容はあなたにとって【参考】になりましたか?はい  掲示内容について通報する

※この相談の返答受付は終了しました。

発言一覧

▼一覧
 13378: 運動のための歩行 [たか新人] ID:??? 2008/02/28 00:04
 ├◇13386: 分かります。 [ケアマネ・ストロンガー] ID:??? 2008/02/28 13:00 評価
 └◇13397: Re: 運動のための歩行 [たま] ID:??? 2008/02/28 22:03 評価
  └◇13424: 訪問介護における「散歩介助」について [ケアマネ・ストロンガー] ID:??? 2008/03/01 09:34 評価
   └◇13547: Re: 訪問介護における「散歩介助」について [たま] ID:??? 2008/03/06 00:51 評価
    └◇13724: 介護が必要な時点で、要支援は有り得ません。 [ケアマネ・ストロンガー] ID:??? 2008/03/11 00:06 評価
     └◇13750: Re: 介護が必要な時点で、要支援は有り得ません。 [たま] ID:??? 2008/03/13 00:30 評価