No.62329 Re: ベッド上でのレクリエーションについて

　長時間の座位ができない利用者が短時間座位を保つことが負担であるなら、負担である座位でいるより、臥していた方が負担がないと想像に難くありません。臥することも負担になる方もいることでしょうけど。座位で塗り絵をすることと、臥して塗り絵をすることのどちらの負担が大きいかと言えば、個人差が大きいと思いますが、私なら座位の方が疲れず長時間集中してできます。臥して塗り絵をするなど他に方法がない場合でなければ考えられません。当該利用者にとってどちらの負担が少ないかは、本人と本人の様子をよく観察できる人しかわからないことです。また、臥してまで塗り絵がしたいのかということ、そうまでして塗り絵をさせるべき理由は何かということ、本人にその意思があるかということも一緒に考えるべきことですね。
　みんなと一緒に何かすることに意義を持たせるなら、同一フロアでがしたまま参加できるものを考えるとか、ただ同じ空間にいればよいということならみんなと同じことでなくてもよいと思います。座位で短時間塗り絵をする選択肢もあります。筋力低下を防ぐためあえて座位で作業させるなども考えられます。
　文章からは、介護リーダーが「塗り絵やパッチワークを卓上でやるよりベッド上で行った方が、身体への負担が減る」と発言しており、相談者はその意見に反対である。とも受け取れます。だとしたら、何故負担が軽減するか？を問うのではなく、反対意見を募るべきだと思いますが、負担が軽減する理由を問われているので、不可解ですね。しかし単に質問に答えると、
　・疲れたらすぐに休める。
　・ベッド上では座位、半座位など姿勢を選びながら作業できる。
　・居室のベッドなら他の方を気にせずマイペースでできる。
　・本人がベッド上の方が楽だと訴える。
　などが考えらると思います。
詳しく教えてとありますので、上記答えは期待したものと違うと思われます。メカニズムについて知りたいということなら前述したとおり個人の差があるので一概に言えません。

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