No.46108 Re: 仕事の覚えが悪く、福祉にむいてないのかな?

いくら聞き上手でも、相手が話してくれない限り力の発揮しようがありません。
話してもらうには、よい質問を上手に組み合わせること。
よい質問を生み出すには、相手に関心を持つこと。
話させる策として、関心を持っているふりをするのはすぐに見抜かれます。

私は清掃現場の掃除のオバちゃんたちの愚痴・内輪もめを聞くのに辟易した事があり、
逃れたいといつも思っていたのですが、自分が男だから辟易している事に気付き
「自分がオバちゃんになればいいや」　と開き直りました。

オバちゃん目線で物を見、オバちゃん感性で物事をとらえ、彼女らが興味関心のある
ことに自分の関心を広げ（氷川きよし、ガーデニング、絵の展覧会、無名歌手のカラオケetc.）るようにしました。

今では、４０代以上の清掃婦を８割以上、落とす自信があります。
またどんなに難物オバちゃんでも、最長六ヶ月で必ず従わせます。
（仕事以外の悩み相談をされることもあり、それはそれでまた大変ですが・・・）

彼女らとの口ゲンカも怯むことはしません。
同じレベルに立ってツバを飛ばしあいながら、時には相手が泣きだしても止めません。
おかしなことに、そうやって分りあった相手とは長い付き合いになります。

職場の人間関係については、これと言って唯一絶対の解決法などない、と心得て
自分なりの方法論を探るしかないでしょう。
また、私が人間関係で悩まず、のほほんとお気楽にいられるのは
「人間関係は、時間の経過とともに必ず変わる」　という確信があるからです。
現状は一時的なもの、です。


スレッドの当初の内容から大きく離れましたが、
私が　「掃除のオジさん」　という職業を好きになるまでに二年という月日を要しました。
向いていないのは分っていましたが、お客さまから少しずつ感謝の言葉や褒め言葉を
頂くようになり、今では天職だと思っています。
職場の人は、何も教えてくれず褒めてもくれませんでした。

あれやこれや、考え過ぎなかったのが良かったのかも。

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