No.58900 介護が終わったあとの悩み

No.58900は質問(相談内容)です。

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No.58900:介護が終わったあとの悩み[こっぴ]ID:OIbS5JAm 2015/03/19 12:21
義父を看取り 5年後の昨年は義母が亡くなりました。

父には母がいたので嫁の私の出る幕はなかったけど
母には私がいて全てやってました。
嫁の私を相棒と今でも思ってくれていればいいのですが。

体も心も悲しかったりキツかったり怒ったり葛藤がありました。
今現在は穏やかなものの私の中には根がまだ残ってるのを感じます。
ここのような経験をされた方はいらっしゃいますか?


こちらの本来の利用方法とは違うとは思いますが
介護中より正直に話せる私の“終わった介護”
もし出来ましたら ご経験談や思いをお聞かせいただきたい
そう思うようになりました。

介護中には葛藤で皆様に相談させていただき
同じ思い 励まし 180度違う考え方 をうかがうことが出来ました。
嫁でありながら一心に引き受け
介護友のいない私の救世主がこちらでした。
改めてお礼を申し上げます。

長文 失礼します。

介護 看病は死ぬとなくなります。
介護は終わった というのがコレだな。
ケアマネも介護は終わりが来ると言ってたのがコレだな。
葬儀から3ヶ月くらいで思いました。

ですが 8ヶ月になる今でも私の介護は終わらないのです。
変な言い方ですが まとわりついてると言うか
卒業しても精神的に抜けないといったかんじです。

実感するのは やっと介護の話抜きで友達と話せる。
そう楽しみに会ったら話題がなかったからです。
気の向いた時は終わった話も聞いてもらいたい。
今まで費やした私の生き方を聞いてもらいたい。
介護中は全部話せなかった。終わったから話せる。
だけど友達にとって聞きたい話ではない。
それがわかったのです。
話して聞いてもらって頷いてもらって
そうゆう生身の実感を抜かしたまま
介護を終わらせたのが体に悪かったようです。

母の最後ですが
頑張っている介護者の方には失礼ですが
当時 死なせてあげることも高齢者にとっては大事なことだと学びました。

施設の看取りプランに主人がサイン
間もなく本当に救命なく心不全から大きな発作を起こし 不死鳥だった母も今回は最後だと私はわかりました。
と言うより最後にしたのです。
そうゆう運びに持っていったのは私。私が決めたのです。

聞こえてるかわからないけど苦しい顔の母に
涙も出さず もう頑張らなくていいよと私は声をかけ
翌朝 待っていたお迎えがきました。
誰一人 悔いてない状態です。それから嫁として淡々と仕事。

5ヶ月間くらいは自責の念だけ。
私が終わらせた。それは良かったこと。
だけど本当に良かった?もし生きていれば楽しいこと まだ笑えたね。
ごめんね。私が終わらせた。
母が知っているのかわからない事を
日中一人で毎日繰り返し遺影に話し号泣し続けてました。

今では不思議と写真を見ることも避けたいです。
フラッシュバックがあり思い続けないようにしたいのです。

独り言が続いてすみません。

やっと休めると思ったら義母に替わるように実母の悩みが発生。
つまらない性分。宿命だと天を仰ぎます。

介護は私の人生を変えたということ。
亡くなっても介護 過去に悩まされてる。私には介護しか残ってない。

一生 介護をしないで済む人もいる。不公平とも思う。
経験しないとわからない。何でもそうなんだと実感。
やった人にしかわからない。胸の内も。

頑張らない介護なんてない。
頑張らざるを得なかったのです。

今 何かしら頑張ってる皆様
見守り お世話をしてる その方は絶対わかってます。
亡くなる日が来ても天から今度は逆に見守ってくれます。
あなたのことはずっと見守ってるからね。
母は私にそう言ってましたから。

支離滅裂で申し訳ないです。
ありがとうございました。

発言一覧

以下、No.58900の質問に対する回答です。

 58900: 介護が終わったあとの悩み [こっぴ] ID:OIbS5JAm 2015/03/19 12:21
 └◇58901: Re: 介護が終わったあとの悩み [ねこ] ID:IMiOVSRH 2015/03/19 13:35 評価
  └◇58902: Re: ネコさん ありがとうございます [こっぴ] ID:OIbS5JAm 2015/03/19 15:45 評価
   └◇58903: Re: 嬉しいお返事です。 [ねこ] ID:IMiOVSRH 2015/03/19 16:44 評価

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No.58901:Re: 介護が終わったあとの悩み[ねこ]ID:IMiOVSRH 2015/03/19 13:35
介護中の者です。

こっぴさんん、本当にお疲れ様でした。

>当時 死なせてあげることも高齢者にとっては大事なことだと学びました。

仰る通りです。
何とか生かさねば・・
そういう考えもあるでしょうが、それは一体誰のためなんでしょうね?
案外、自分のエゴ、安心のためだったりします。
心身共に、まだ見送る準備ができていないという家族側の理由だったり
するのではないでしょうか?

例えば、胃瘻が悪いとは思いませんが、一方で、胃瘻してまで・・
と、私は思ってしまいます。

>施設の看取りプランに主人がサイン
>間もなく本当に救命なく心不全から大きな発作を起こし 不死鳥だった母も>今回は最後だと私はわかりました。
>と言うより最後にしたのです。

私はここは支持したいですね。
私は専門職ですが、それでも、やはり、
人は尊厳を持ったまま死を迎えるのが良い、というか自然ではないでしょうか? と考えます。
病院のベッドで、点滴の管が何本も垂れ下がっているスパゲッティ現象と呼ばれる環境で、尿も管が入り、人工呼吸器が入り、使用されない遺漏があり・・
という状態で、死を迎えるのを、望む人は少ないでしょう。

>聞こえてるかわからないけど苦しい顔の母に
>涙も出さず もう頑張らなくていいよと私は声をかけ
>翌朝 待っていたお迎えがきました。
>誰一人 悔いてない状態です。それから嫁として淡々と仕事。

本当に、素晴らしい最期を迎えさせてあげることができたと思います。
こっぴさんの選択は「尊厳死」なのだと私は思います。

>頑張らない介護なんてない。
>頑張らざるを得なかったのです。

本当にそうなんですよね。
選択肢が与えられていないのですから。
やらざるを得ないんです。

>実感するのは やっと介護の話抜きで友達と話せる。
>そう楽しみに会ったら話題がなかったからです。
>気の向いた時は終わった話も聞いてもらいたい。
>今まで費やした私の生き方を聞いてもらいたい。
>介護中は全部話せなかった。終わったから話せる。
>だけど友達にとって聞きたい話ではない。
>それがわかったのです。
>話して聞いてもらって頷いてもらって
>そうゆう生身の実感を抜かしたまま
>介護を終わらせたのが体に悪かったようです。


まだ8ヶ月しか経っていないのですから無理もありません。
要は「喪の作業」が、こっぴさんの中で終わっていないのです。
本当は、理解し共感し、受け止めてくれる人が居てくれたら
良いのですが、案外、他の人も自分のことでいっぱいいっぱいだったりします。

>私には介護しか残ってない。

そんなことはありません。
この感覚から抜け出せる日は必ずやってきます。
ですが、喪の作業に区切りがついて、
やや暫く自分の中で介護が風化する時間が必要なのだと思います。

>一生 介護をしないで済む人もいる。不公平とも思う。
>経験しないとわからない。何でもそうなんだと実感。
>やった人にしかわからない。胸の内も。

そうですね。
介護した人にしか理解できないことは沢山あります。
介護しか残っていないのではなく、
介護の経験を通して得たことが沢山あるのだろうと思います。
これから、もしよろしければ、私達、介護の途上にある者の
相談にのって頂けないでしょうか?
こっぴさんにしかできないコメントがあると感じます。
介護途上には、こっぴさんがしたような厳しい選択が待っています。
遺漏するかしないか、
積極的治療を望むか望まないか、
自分のことなら容易い選択も、親であっても他人の人生を左右するとなると
迷い、悩み、苦しむ、その時に、道しるべや支持が欲しいものです。

>やっと休めると思ったら義母に替わるように実母の悩みが発生。

こっぴさんも、本当の意味で解放されたのではなく
まだまだ、大変な道のりを歩んでいらっしゃる途上であること
お察し致しますが、ぜひ、今までの体験を分けて頂ければ・・と思います。


今週末は春彼岸ですね。
心の中での語りを通して、お義母様と分かち合いができると良いですね。

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No.58902:Re: ネコさん ありがとうございます[こっぴ]ID:OIbS5JAm 2015/03/19 15:45
ねこさん
介護中でありながら心ある返信をありがとうございます。
季節の変わり目です。ねこさんもご自愛ください。

「尊厳死」考えたことはありませんでした。
選択は間違ってないと自信はあっても あくまでも自信。
言葉になって何だか少し上を向けそうです。

聞いてくださり嬉しさでいっぱいです。

「喪の作業」なんですね。
仕事は終わったと思ってましたが
まだ最中としたら自分の迷走した気持ちに納得がいきました。

ねこさんも どなたかを見送られたことがおありでしょうか。そう感じました。


自分のやってきたこと 思い出は残り
介護は私の一生一部であるけど
「風化する」という考え方 私は救われます。
風化したり思い起こしたり 私の自由なんだと勝手に解釈しました。


今までも孤独を感じたり
分かち合いたい 仲間が欲しいと思ったら覗かせていただいてました。
そして恐れ多くも声をかけたい相談者には返信したこともあります。

しかし実は私は世の介護の中では大したことはしてません。
私の周りの高齢の親を持つ知人40人思ったら
ただ一人 介護をしてました。
こんなに義理の親に尽くした?のも私だけ。
同年代でも私だけ。
そう言った意味では私なりに知ってることもあるかもしれませんね。

皆さん ホントに追い詰められ苦しみ一人で抱えてるのがわかります。
私が生き甲斐をなくしたのをねこさんはお見通しなのですね。張り合いが出ました。単純です。
一生懸命な介護者の方には失礼ですが
気張らず今後も覗かせていただきたいと思います。

介護110 に相応しくないのでしょうが
例えば 「認知症ではないが老親の発言が変化してきたように感じる」や「嫁と義理親の人間関係」など
本人は悩み 相談したいし ゆくゆくは介護も含めてるというようなプレ介護でも相談したいなと自分では思ってます。
もし そうゆう方がいらしたら声をかけ 介護悩みになる前に少しずつ気楽になれたら少なくても精神的には違う方向になるのではないかなと今は思います。
勝手なことを言いました。

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No.58903:Re: 嬉しいお返事です。[ねこ]ID:IMiOVSRH 2015/03/19 16:44
義母様は本当にお幸せだったと思います。
お嫁様に介護されることは、今の世の中では
なかなか困難です。

しかも、相棒と思って貰いたいというお嫁さんの気持ち、
介護者の前に、家族としてきちんと機能していたのを感じます。

でも、一番の幸せ者はご主人でしょうね。
男性は、いつまでたっても、お母様は特別な存在です。
そのお母様を介護され、見送って下さったこっぴさんには
深く感謝していることと思いますよ。

今までやってこられたこと、
時を経て、必ず良い思い出にかわっていきます。

いつか、しみじみとこんな風に思ったことさえも
懐かしむ日が訪れます。

今は、予防が大事な時代です。
ぜひ、プレの段階でご相談にのって差し上げて欲しいです。
介護の相談では、必ず家族の問題も出てきます。
お嫁様の立場、お嫁さんにしか解らない感情も、「嫁」経験がないと
説得力を持ちませんよね。

>介護悩みになる前に少しずつ気楽になれたら少なくても精神的には違う方向になるのではないかなと今は思います。

本当に、仰るとおりで、これこそ、今求められていることだと思います。
悩みが深くなる前に、相談でラクラク介護を目指して貰いたいと私も
思います。

こっぴさん、また、ここでお会いできたら嬉しいです。

では。
お返事ありがとうございました。